この記事を読んでいるということは、さてはダメ社長の会社に入ってしまいましたね?
ダメ社長の会社に入ってしまうと大変です。
私はこれまで、5社ほどの中小企業で働きました。学生時代のアルバイトを含めれば、10社ほどの中小企業・零細企業を経験しています。
よい社長もいましたが、たいていは何らかの問題があるダメ社長で、それらの企業は現在も業績が成長していません。
業績がよくないからそんなダメ社長なのか、ダメ社長だから業績がよくないままなのか、どちらかはわかりません。
多くのダメ社長を見てきたことに加え、ビジネス書や心理学の本を読んだことによって、ダメ社長の特徴や生態がわかってきました。ここではその特徴やタイプ、対処法を紹介します。
ダメ社長は会社をダメにする
会社の成長というのは、経営者によるところが大きいです。
社長にビジネスを生み出す力があり、人を育てるのがうまければ、社員もモチベーション高く働け、会社も成長します。
しかし、社長が無能では社員のモチベーションは下がり、優秀な社員がいたとしても会社を辞め、力のない人材しか集まらず、会社の業績も落ちていくことになります。
ダメ社長は会社をダメにするのです。
ダメ社長かどうかわかる行動12選
ダメ社長がしがちな行動があります。これを見れば、ダメ社長かどうかが判断できますのでチェックしておきましょう。
こんな行動をとっている社長は無能なダメ社長なので、こんな行動を見つけたら入社しないようにしましょう。
もし入社してしまった場合には、早めに対策を取るとともに転職を検討しましょう。
ダメ社長の行動1.福利厚生を整えない
ブラック企業は福利厚生がないことが多いです。
義務付けられている保険や年金にも加入しないことが多く、住宅手当や健康診断などももちろんありません。私も以前入社した会社の社長は社会保険を導入するといっていたけど、その後に導入しなかったのでさっさと転職しました。
さらに、携帯電話やPCなどを業務で使う仕事なのにも関わらず、これを支給しないというのもダメ社長の特徴です。
社員を大切に思っていないという意識が透けてみえますね。こんな会社は離職率も高くなり、社員のモチベーションが上がらないので業績が伸びません。
早めに転職することをおすすめします。
ダメ社長の行動2.長時間働かせる
ダメ社長は、従業員を長い時間働かせます。サービス残業もたくさんさせますし、休日にも働かせます。
労働基準法では、1日8時間、週40時間以上の労働は基本的に認めていません。
しかし、ダメ社長は社員の健康も法律もどうでもよく、支払っている給料に対して目先の損得勘定で長く働かせようとします。
適度な休みを取った方がいいアイデアが出たり、インプットをする時間が取れるので人材が成長し、企業も成長するのですが、ダメ社長にはそういった発想がありません。
周りが長時間働いているからといって、あなたも残業をしていませんか?海外だと残業をしているのは無能と見なされますが、日本だと逆ですよね。どちらが正しいんでしょう?
ダメ社長の行動3.有給休暇を取らせない
日本の会社員は有給休暇を取らない傾向がありますが、ダメ社長が有給休暇を利用することに嫌な顔をしたり、利用を認めないことがあります。
年5日の有給休暇の取得は義務化されていますので、法律違反になるのですが、ダメ社長はモラルや倫理観を持っていないことが多いです。
これもみみっちい損得勘定から起こっていることですね。こんな会社では、有給消化ができない可能性があります。そんな場合は、労働基準監督署などに相談するようにしましょう。
また、退職する時に有給消化させてくれない可能性もあります。そんな場合には、退職代行サービスを使いましょう。
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ダメ社長の行動4.すぐにクビにする
ダメ社長は社員を大事にしません。なるべく長く働かせて、用済みになれば退職させます。
使えない人間とわかったり、自分が嫌いだと思ったときにもすぐにクビにする傾向があります。社員を育てるという考えもないので、さっさとクビにするのです。
こういった場合、自主都合退職という形を強要されることが多いです。失業給付金などが下がりますので、必ず断って会社都合退職にしましょう。
ダメ社長の行動5.顧客視点がない
ダメ社長は、表向きは社会貢献が大事というようなことを言っていますが、発言の端々に利益しか考えていない発言が目立ちます。
「どれくらいの規模の会社なの?資金ある?」とか「買わせられそう?」など、売ることしか考えていない発言をする傾向があります。
顧客が何に困っているのか、どんな解決策を提示できるのかでなく、金になりそうかだけを気にするのです。顧客の課題解決を本気で考えておらず、意識の低さが目立ちます。
こんな会社は将来的に多くの顧客から支持されないでしょう。顧客視点がないというのが、ダメ社長の特徴ですね。
ダメ社長の行動6.新事業のアイデアが出せない
ダメ社長は知識やインプットが乏しいので、利益を得られる新事業のアイデアを生み出すことができません。
思いつくのは顧客視点がなく成功の見込みがないアイデアか、もうすでにどこかで実現しているアイデアです。まさに「無能」ですね。
だからこそ、企業を成長させることはできません。このように、アイデアが出ないというのもダメ社長の特徴です。
ダメ社長の行動7.常に現場にいる
常に現場にいて、口出しをしたり、プレイヤーとして働き続ける社長はダメ社長です。
社長の役割とは、会社を発展させることです。つまり、情報を仕入れることで新規事業のアイデアを作ったり、人脈によって大きな仕事を取ってくることが仕事なのです。
会社にいても、新規事業を生み出すチャンスはやってきませんし、大きな仕事は生まれません。社長が会社にどれくらいいるかを判断しましょう。
ダメ社長の行動8.イエスマンばかりを周りに置く
ダメ社長は、論理よりも感情に従うことが多いので、自分の考えに反論されることを嫌がります。
イエスマンを周りに置くことで、お山の大将状態になることで安心するのでしょう。
役職を与える人をイエスマンにすることが多いのも、ダメ社長の特徴です。
ダメ社長の行動9.情報が遅い
ダメ社長は情報への感度が悪いので、必要な情報を得られませんし、情報を得るのが遅いです。
変化が激しく、チャンスを素早くつかまないといけない現代においてこれは致命的なことです。
情報を取り入れられないダメ社長は、事業を成功させることができないでしょう。つまり、その会社にいても将来性はありません。
そもそも、ダメ社長は検索が下手なことが多く、テレビや新聞などのメディアで受動的に情報を取得することが多く、チャンスを逃しがちです。
ダメ社長の行動10.プランがない
ダメ社長は勉強をしないので、マーケティングプランやビジネスモデルの作り方の立て方を知りません。
なので、どうやってプロモーションすればいいか、自社の強みをどう作ればいいか、どういった市場を狙うべきかがわからず、思いつきで行き当りばったりの計画しかつくれません。
プランがないので、事業が成功することもなく、何を指標に成功を見るかもわかりません。
ダメ社長の行動11.変化しない
ダメ社長は変化することができません。
一度成功したパターンが、いつまでも続くと思っているので、これまでのやり方を変えようとはしません。
市場や業界は絶えず変化しているので、同じやり方では通用しなくなるのに変化できないと、自社だけが取り残され、いずれ失敗が待っています。
ダメ社長の行動12.見栄を張る
ダメ社長の特徴として、「見栄を張りたがる」というものがあります。これは金銭的な見栄であったり、行動的な見栄です。
金銭的な見栄とは、見栄のために家賃の高い場所に事務所をかまえたり、見栄のために高い設備を導入したりします。
そして、行動的な見栄とは、周りからどう見られるかをやたら気にして、大胆な行動を取るということです。
例えば、私がこれまでに経験したダメ社長の行動だと、即決するというものがあります。採用面接でその場で合格にしたり、不利な交渉でも即決したりします。こういった場合、後で失敗をしています。
大胆と言われることに快感を感じているような社長は、ダメ社長なので注意しましょう。
こんな社長はやばい!タイプ別ダメ社長リスト
問題のあるダメ社長をタイプ別に紹介したいと思います。こんなタイプのダメ社長に出会ったら、即回れ右してください。
ダメ社長のタイプ1.癇癪型
社内で社員を大声で怒鳴る社長っていますよね。些細なことですぐに怒りがマックスになる人です。
社長の顔色ばかり伺うようになり、自由なアイデアや改善の意見は出てこなくなります。
社内の雰囲気も常にピリピリしたものになり、スタッフにはストレスがたまりムードは暗くなり、社員はやめていきます。
このような社長は真剣だからこそ、このように熱く怒るのだと思われることがありますが、これは間違いです。
神経症的傾向が高いので、不安になりやすいということがわかっています。神経症的傾向とは、要はメンタルの弱さのことです。
怒りの我慢ができない人は単に、「メンタルが弱いだけ」なのです。
怒りによって社員たちは萎縮してしまい、受け身でしか仕事をしなくなります。
そうなると採用にかかった費用、教育コスト、備品コストなどがすべて無駄になります。
人が育たないので、会社の将来にも期待ができなくなります。
ダメ社長のタイプ2.知識不足型
頭がとても悪いというタイプです。話してみると中身がないのですぐにわかります。
このタイプは、人脈や運で会社が成り立っていることが多いです。基本的に知識を増やすような努力を行わないので、成長もしませんし改善しません。
知識がないので直感で生きるしかないのも特徴です。採用時に即決するような人がこのタイプに多いです。
このタイプのダメ社長の場合、あまり知識がないに知識を増やさないので、経営計画がとんちんかんなことになることが多いです。
新事業を考えたとしても、マーケティングを知らないことも多く、ビジネスプランは的外れなことが多いです。
会社を成長させるビジネスやアイデアなども作れないので、会社の将来的な成長はないでしょう。
ダメ社長のタイプ3.売上追求型
「売上が足りない。予算達成できるのか?もっと気合を入れろ」と、うるさく売上追求を求めるタイプのダメ社長です。
もちろん仕事ですので、売上がないと会社を存続できませんし、売上はとても大事です。
ただ、売上追求が有効な社員と逆効果の社員がいます。クリエイティビティが高い人材は売上に関心がないことが多いので、そういった社員は退職していきます。
さらに、社内の評価も品質や顧客満足度、同僚へのサポートや教育姿勢が評価されず、売上だけを評価するのでギスギスした雰囲気になります。
アフターサービスなど、販売後のことについて議論がされないのがこのタイプの特徴でもあります。
売上至上主義の会社では新規の顧客は多いですが、リピーターが少なく、長期的な利益が見込めないでしょう。
ダメ社長のタイプ4.よそ見型
ある程度売り上げが安定した会社の社長で多いのですが、経営者同士のゴルフ、○○会の理事会、愛人、株、ゲームなどなど、社長が自分の会社以外のものにハマっているダメ社長です。
会社にゴルフセットを置いていたり、iPadで株を見たり、ゲームをしたり漫画を読んだりしているのがサインになります。
中小企業では社長は社員の身近にいるので、会社でどんなことをしているか何にハマっているかは丸わかりです。
そんな人に「仕事で結果を出せ」「もっと真剣に考えろ」とか言われてもやる気がなくなるだけですよね?
自分の会社のことを真剣に考えて、全力で頑張っていない社長に社員はついていきません。会社で仕事以外のことをしているダメ社長は危険だと言えるでしょう。
ダメ社長のタイプ5.ワンマン型
ワンマン型の企業とは、会社の売上の大部分を社長一人に依存している会社のこと。現場に社長がいて、社員と同じようにプレイヤーとして働いている企業です。
社長が自分で手を動かして働くことは、会社の成長を促しません。社長が動くというのは、会社としての売り上げを上げるための仕組みができていない証拠です。
社員はダメ社長から言われたことだけをして、主体的に動くことがなくなってしまいます。
利益を上げる会社は、誰がやっても同じ成果が出るシステムを作っています。それによって、売上が安定するのです。
ダメ社長のタイプ6.コミュニケーション不足型
コミュニケーション不足型はコミュニケーションを行えていないタイプです。このタイプのダメ社長は、社員とコミュニケーションをあまり取りません。下手すると、面談の時しか話したことがないということもあります。
中小企業の場合、社長は社員とコミュニケーションを取って、相互に理解し鼓舞していかなければなりません。
コミュニケーションがないと社員は、「自分たちのことを考えてくれていない」「社長は利益しか見ていない」「顧客のことを考えていない」と誤解します。そしてモチベーションは下がり、最終的に退職することになります。
また、面談やミーティングなどでもダメ社長は社員と話す機会がないと、社内の改善点や社員が不満に思っていることがわかりません。
それにより、会社がよい環境に成長することもできず離職率の高い会社になってしまうのです。
参考:売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント
ダメ社長のタイプ7.二代目型
二代目の社長の場合にも、ダメ社長であることがあります。こういったタイプは、親が社長だからこその弊害を受けています。
まず二代目は、初代社長のように自分で事業を興したわけではないので、経営やマネジメントの力がない場合が多いです。
しかも親が社長であり、お金や仕事で困った経験が足りないので、傲慢になったり、見通しが甘かったりします。いわゆる「お坊ちゃん社長」ですね。
また、家族経営の場合も多く、初代の社長や親族のいいなりだったりすることも多いです。
逆に良い大学にいって、経営論やマーケティングなどを学ぶ優秀な二代目もいます。優秀ではあるのですが、頭でっかちなダメ社長であることも多いタイプですね。
二代目社長や同族経営にはメリットもたくさんあり、必ずしもダメ社長になるということもないようです。この辺の同族経営の話は、以下の記事で解説しています。
ダメ社長対策
こここまで、ダメ社長のタイプ、取る行動、特徴、ダメ社長によって起こる弊害を説明してきました。
ここからは、ダメ社長をうまく扱うための対策方法を説明します。これらの方法を使って、なるべくダメ社長からの被害を受けないようにしましょう。
無能なダメ社長の扱い方の基本としては、心理学のテクニックを使っていきます。
機嫌を取る
気分がいい相手はコントロールしやすく、反感を持っている相手はコントロールが難しくなります。
ですので、ダメ社長も気分よくさせておくのが吉。そうすると、ダメ社長は「Yes」といいやすくなります。
ダメ社長にわざわざ媚を売るのは嫌だと思うかもしれませんが、働きやすい環境を作るのは合理的な判断ですし、必要ないと思ったらやめればいいだけです。とりあえず機嫌を取っておきましょう。
ダメ社長の機嫌を取る方法としては、相手からの好感を上げておくのが大事です。ダメ社長でも、自分が好感を持っている人間に対しては甘くなります。
そのためには様々な方法がありますが、まずは「頼る」ということをしてください。人は助けた相手のことを好きになります。相手を頼って助けてもらうと、助けられた人の方が好感が上がるのです。
また、「罪悪フレーミング」という方法も利用できます。通常、人をほめるときにおだてているとばれると、反感を持たれてしまいます。
そこで、「こんなことを僕からいうと怒るかもしれませんが~」「こんなこと言われると恥ずかしいと思うかもしれませんが~」などのように、自分が悪いかのように接頭語を付けるのです。
ダメ社長というのはたいていプライドが高く、自分を持ち上げてほしい人が多いので、この方法も有効です。
愛想よくする
パワハラを受けやすい部下の特徴についての研究では、「有能で冷たい部下」に対して上司は、パワハラやモラハラを2倍行いやすくなる、というデータがあります。
これは、有能な部下に対しては嫉妬が生まれるのですが、部下が冷たかったり愛想がない場合には、その嫉妬をパワハラに使うことが原因と言われています。
ダメ社長からパワハラや圧力を受けないためには、愛想よくしておくことが重要です。経営者やスタッフに対して、積極的に会話をするなど、愛想を振りまいておきましょう。
さらに、道徳的な行動を行うと人は温かみを感じるというデータもあります。愛想を振りまくのが苦手な人は、ダメ社長にコーヒーを出すとか親切にするなど、道徳的な行動をしましょう。
利用価値があると思わせる
人間は地位が上がると共感能力が下がり、ほかの人を見なくなります。そして、他者のことがわからなくなると、ステレオタイプで決めつけるようになります。
そうなると、ダメ社長はあなたのことを一方的に決めつけ、圧力をかけてくる可能性があります。
これを避けるには、利用価値があると思わせるのがよいです。人はその人間が利益をもたらすなら注目して見ます。それによって、自分のことを社長に注目させれば、ダメ社長もあなたのことを無下には扱えなくなります。
つまり、会社に利益をもたらす人間になるのが重要なのです。スキルアップをしたり、仕事で成果を出すよう努力してみるのがいいと思います。
怒りへの対処法
怒ることは百害あって一利なしです。このことがわかっていない癇癪型のダメ社長に対して、こちらも怒りを持つ必要はありません。
こちらも怒りを持ってしまうと、ダメ社長との関係がこじれてしまいます。
怒ることと叱ることは違います。本人の成長のために、感情的でなく冷静に諭すのが叱るということです。感情的になって責めるのとは違います。
もし、感情的に怒られて納得がいかない、怒りが湧きおこってしまうという人は、そのダメ社長は感情を吐き出したいから怒っていると軽蔑しましょう。
怒りへ対処することで、ダメ社長との関係がこじれることを避けられます。
ダメ社長に嫌気がさした人がすべきこと
ダメ社長との付き合い方、ダメ社長から圧力をかけられない対策方法を紹介しましたが、それでも我慢ができないという方は、以下の方法を取りましょう。
転職
人生における大事な時間を、ダメ社長のために使う必要はありません。ダメ社長に嫌気がさしたら、潔く転職をしましょう。
今の環境で耐え続けることにメリットや成長が見いだせないのであれば、その会社に居続けても意味がありません。さっさと辞めましょう。あなたの大事な人生の時間を、ダメ社長のために使うのは本当にもったいないと思います。
環境というのは、個人の成長にとても影響が大きいです。他の環境に移動することで、性格やモチベーションが大きく変わるというのはよくあります。あなたも転職によって楽しく生きられるようになるかもしれません。
ただダメ社長というのは、転職の話を出すと脅してくる可能性もあります。そうならないためにも、理由を明確にする、社員の権利について調べておきましょう。
またダメ社長は有給消化をさせないと言ってくるかもしれませんが、必ず有給消化できるように交渉しましょう。以下で転職の方法や考え方を紹介しています。
退職を許さないというのも、ダメ社長の特徴としてあります。辞められずに体やメンタルを病むくらいなら、退職代行サービスを利用するなどして、すぱっと辞めてしまいましょう。
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ストレス対策
ストレスの悪影響はとても大きく、健康やあなたのプライベートの人間関係にまで影響を及ぼします。ですので、ダメ社長から受けるストレスへの対策を行いましょう。
科学的に証明されたストレス対策効果が大きい3つの方法は、「自然」「運動」「呼吸」の3つです。
自然のなかを歩いたり、自然を眺める、運動をする、深呼吸や瞑想をするなどがストレスにはよいので、日常的に取り入れていきましょう。
他にもストレス対策はたくさんありますが、それは以下の本で徹底的に解説されています。ぜひこの本を読んで、ダメ社長からのストレスを少しでも減らしてください。
スキルアップ
ダメ社長から振り回されるというのは、社長を納得させられる仕事ができないことによって、自分に自信がないことが原因でもあります。
優れた仕事ができれば、自分の方法で進められますし、自分の提案を通すことができます。だからこそ、自信をつけるのが大事なのです。
自信をつける一番の方法は、スキルを身につけることです。「この分野はあの人に聞いたら間違いない」という強みを身に着ければ、多くの人に頼られますし、自分にはこれがある、という自信がわきます。
そしてスキルアップというのは、そんなダメ社長の会社を抜け出す転職や独立にも使えるのです。
ぜひ仕事に役立つスキルを向上させましょう。
副業
自分の仕事に関係する副業は、スキルアップにもなりますし、収入を得ることもできるのでおすすめです。
会社からだけの収入に頼っていると、どれだけ嫌な思いをしても辞めることができないかもしれません。
副業をすることで、会社を辞めてもいいだけの貯金や収入を作れば、会社を辞めることができます。さらに、副業によってスキルも身につきますので、転職や独立するときにも有利になります。
私も副業をすることで収入的な安定とスキルを身に着けたことで、ダメ社長の会社を辞めることができました。ぜひ副業をしましょう。
副業としてブログはとてもおすすめです。アウトプットをすることでスキルアップもできるし、アフィリエイト収入を得ることができるので、メリットが大きいです。
下記ではブログの作り方を解説しています。ほぼ費用がかからないので、サクッと作ってみてください。
独立
スキルや人脈やサービスがすでにある場合には、ダメ社長の会社を辞めて独立するというのも手です。
フリーランスで働くのもよいですし、会社を起業してもよいでしょう。
もちろん、会社員だった時のような給与の保証はありませんが、自分が売った分だけ収入が得られるので、自信のある人にはおすすめです。
フリーランスで稼ぐ方法は以下の記事でまとめています。
まとめ
ダメ社長の特徴、対処の仕方、ダメ社長に愛想が尽きた人が取るべき行動を紹介してきました。
あなたの会社のダメ社長は当てはまりましたか?私もダメ社長の会社にいたことがあるのでわかるのですが、ダメ社長に振り回されている状態はストレスがたまっていました。ダメ社長の会社で働いて時間を無駄にしていたのを、とても後悔しています。
給与のためというのはわかりますが、あなたの人生の貴重な時間を、そんなダメ社長に搾取されるのは最大の損失です。副業をするなり転職をするなり、一刻も早くその環境から抜け出す努力をすることをおすすめします。
最後に、会社でダメ社長を変えられる方法が書いている本を紹介します。「もし自分たちが競合会社の社員だったら自社をどうやって潰すか、を話しあうという方法」です。これを使って、社員みんなでダメ社長に今の会社のダメなところを伝えるのは、すごく面白い方法だなと思いました。
ダメ社長を変えられるかもしれない方法なので、ぜひ読んでみてくださいね。
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