中小企業ダメ社長の特徴6選!ダメ社長への対処も教えます

ダメ社長人材

この記事を読んでいるということは、さてはあなたはダメ社長の会社に入ってしまいましたね?

ダメ社長の会社に入ってしまうと大変です。基本的にダメ社長は何を言っているかわからないですし、全く成果の見えないプランに社員は振り回されることになります。あなたもこんな経験をしていませんか?

私はこれまで、4社ほどの中小企業で働きました。さらに、学生時代のアルバイトを含めれば、10社ほどの中小企業・零細企業を経験しています。

その経験のなかで、多くの社長を見てきました。よい社長もいましたが、たいていは何らかの問題がある人が多く、それらの企業は現在も業績が成長していません

中小・零細企業だからそんな社長のレベルなのか、そんな社長だから中小・零細企業のままなのかどちらかはわかりません。恐らくは両方なのでしょう。

ここでは、そんなダメ社長たちの特徴・生態を紹介するとともに、どのようにダメ社長へ対処するかという方法も解説します。

こんな社長はやばい!タイプ別ダメ社長リスト

社長の危険な特徴
多くの社長を見てきたことに加え、ビジネス書や心理学の本を読んだことによって、ダメ社長の特徴や生態がわかってきました。

今回は、社員のモチベーションを下げるような問題のあるダメ社長をタイプ別に紹介したいと思います。こんな社長に出会ったら、即回れ右してください。

ダメ社長のタイプ1.癇癪型

怒るダメ社長
社内で社員を大声で怒鳴る社長っていますよね。「何やってるんだ!」とか「そんなこともできないのか!」という風に怒るのです。些細なことですぐに怒りがマックスになる社長もいます。

癇癪はメンタルの弱さの証拠

このようなダメ社長は真剣だからこそ、このように熱く怒るのだと思われていますよね。ですが、これは間違いで、怒りの我慢ができない人は単に「メンタルが弱いだけ」なのです。

というのも、怒りを我慢できない人というのは、神経症的傾向が高いことで不安になりやすいです。不安から怒りを感じるのです。つまり、メンタルが弱いから怒っているのですね。

もちろん怒鳴られたとしても、やる気のある社員であればそれを励みに仕事を頑張るかもしれません。ですが、そういう人よりも怒鳴られてやる気を失う人の方が多いでしょう。

癇癪による影響

怒りによって社員たちは萎縮してしまい、受け身でしか仕事をしなくなります。そして、社長の顔色ばかり伺うようになり、自由なアイデアや改善の意見は出てこなくなります

さらに、社内の雰囲気も常にピリピリしたものになり、スタッフにはストレスがたまりムードは暗くなります。そのような雰囲気は顧客に伝わってしまい、会社の売上も下がっていくことになります。

感情のままに怒っていると、社員がやめてしまうことになります。そうなると採用にかかった費用、教育コスト、備品コストなどがすべて無駄になります。人が育たないので、会社の将来にも期待ができなくなります

怒りへの対処とは?

怒ることは百害あって一利なしなのです。このことがわかっていない癇癪型の社長の企業は、間違いなく成長しません。

怒ることと叱ることは違います。本人の成長のために、感情的でなく冷静に諭すのが叱るということです。感情的になって責めるのとは違います。

もし、感情的に怒られても仕方ないと思っている人がいたら、その社長は感情を吐き出したいから怒っているということを自覚しましょう

ダメ社長のタイプ2.知識不足型

知識不足なダメ社長
ダメ社長で多いのがこれですが、そもそも頭がとても悪いというタイプです。話してみると、内容があまりないのですぐにわかります。

このタイプは頭はよくないのですが、人脈や運がよくて会社が成り立っていることが多いです。

基本的に知識を増やすような努力を行わないので、成長もしませんし改善することはありません。読書などで知識を取り入れることを軽んじている傾向にあります。

知識がないので直感で生きるしかないのも特徴です。採用時に即決するような人がこのタイプに多いです。

知識不足の弊害

このダメ社長の場合、あまり知識がないにも関わらず、知識を増やさないので、経営計画がとんちんかんなことになることが多いです。経営学やマーケティングの存在すら知らないこともあります。

新規ビジネスなどを考えたとしても、マーケティングを知らないので、ビジネスプランは的外れなことが多いです。それに付き合わされる社員のモチベーションは下がります。

会社を成長させるビジネスやアイデアなども作ることができないので、会社の将来的な成長はないでしょう。

ダメ社長のタイプ3.売上追求型

売上追求型のダメ社長
「売上が足りない。予算達成できるのか?もっと気合を入れろ」と、うるさく言うタイプの社長です。

もちろん仕事ですので、売上がないと会社を存続することができませんし、売上というのはとても大事です。

ただし、売上追求はそれが有効な社員と逆効果を及ぼす社員がいます。社長のこういった言動は、社員のモチベーションを下げる結果になりかねないのです。

成長を阻害する

このような会社では、「売上を作れる人間にしか価値がない」という価値観がまかり通りますが、結果を出せない社員や売上に感心のない社員はやる気を失い、退職してしまいます。

売上に関心のない人間とは、クリエイティビティが高い人材のことです。内向型であったり職人タイプの人間は、クリエティビティが高いのですが、このような人間は知的好奇心が高いので、お金などの物質的なものよりも仕事の内容や好奇心を満たしてくれるものでモチベーションが上がります。

クリエイティビティの高い人材は、このような社風では能力を発揮できず辞めてしまうのです。長期的には社員が育たないので、企業の成長はありません。

売上を上げるのはもちろん重要なのですが、それを強制するよりはそういった仕組みを作る社長の方が成功します。

また、社内の評価も品質や顧客満足度、同僚へのサポートや教育姿勢が評価されず、売上だけを評価するのでギスギスした雰囲気になります。

売上も上がらない

さらに商品やサービスに顧客が満足しているか、アフターサービスはできているかなど、販売後のことについて議論がされないのがこのタイプの特徴でもあります。

それによって、売上至上主義の会社では新規の顧客は多いですが、リピーターが少ないというのが特徴です。つまり、長期的な利益が見込めないでしょう。

このような社長の会社では、社員間で丁寧にやり方を教えたり、プロセスを評価する制度を作ることが必要です。

ダメ社長のタイプ4.よそ見型

よそ見するダメ社長
これは、ある程度売り上げが安定した会社の社長で多いのですが、経営者同士のゴルフ、○○会の理事会、愛人、株、ゲームなどなど、社長が自分の会社以外のものにハマっていることがあります。

会社にゴルフセットを置いていたり、iPadで株を見たりゲームをしたり漫画を読んだりしているのがサインになります。

社長はバレてないつもりでも中小企業では社長は社員の身近にいるので、会社でどんなことをしているか何にハマっているかは丸わかりです。

よそ見による弊害

そんな人に「仕事で結果を出せ」「もっと真剣に考えろ」とか言われてもやる気がなくなるだけですよね?

自分の会社のことを真剣に考えて、全力で頑張っていない社長に社員はついていきません

中小零細企業は多くの場合、社長で会社が決まります。会社を良くしたりスタッフを変えるには、社長が変わるのが必須なのです。

仕事以外のことをしている社長は危険だと言えるでしょう。

ダメ社長のタイプ5.ワンマン型

ワンマン経営者
ワンマン型の企業とは、会社の売上の大部分を社長一人に依存している会社のことです。

これは現場に社長がいて、社員と同じようにプレイヤーとして働いている企業です。社長が自分で売上を作ったり、社員に指示を出したりすることで、社長は「俺がこの会社を支えている」という自己重要感を満たすことができます。

ワンマンの弊害

確かに、目先の売上を最短かつ確実に上げるには社長が動くのがよいかもしれません。しかし、社長が自分で動くことは、会社の成長を促しません

社長が動くというのは、会社としての売り上げを上げるための仕組みができていない証拠です。利益を上げる会社というのは、誰がやっても同じ成果が出るシステムを作っています。それによって、売上が安定するのです。

そして、社長一人で動くのには物理的に限界があります。社長一人よりも、複数の社員が社長と同じ動きができるようになったほうが、大きな収益を生み出すのです。

ワンマン会社の改善方法

このような企業は、体制の変更が必要です。ワンマン社長の会社では、社長が体調を崩したり何らかの都合で現場に出れないことが起こると、それだけで会社が危機に瀕します。

そして、社員は社長から言われたことだけをして、主体的に動くことがなくなってしまいます。

ワンマン社長の企業は、社長がいなくても、社員が主体的に動いて利益を作れる体制を作っておくことが重要です。

ダメ社長のタイプ6.コミュニケーション不足型

コミュニケーション不足型の特徴

コミュニケーション不足型のダメ社長
癇癪型は感情的にコミュニケーションを行いますが、コミュニケーション不足型はコミュニケーションを行えていないタイプです。

このタイプの社長は、社員とコミュニケーションをあまり取りません。下手すると、面談の時しか話したことがないということもあります。

この記事を読んでいる人は、ダメ社長とのコミュニケーションに何らかの問題があるはずなので、このタイプの社長ではないかもしれませんね。

社長は社員とコミュニケーションを取って、相互に理解し鼓舞していかなければなりません

コミュニケーション不足の弊害

それがないと社員は、「自分たちのことを考えてくれていない」「社長は利益しか見ていない」「顧客のことを考えていない」と誤解します。そしてモチベーションは下がり、最終的に退職することになります。

このタイプの社長は「なぜこの仕事をするのか」「何を重視すればいいのか」「仕事が生まれた経緯」など、業務に関して背景を語らずに簡単に指示を済ませてしまうことも多いです。

「考えればわかるだろ」「意図なんて想像しろ」と言って、背景を語りません。これでは社員は効果的には働いてくれません。

また、面談やミーティングで社員と話す機会がないと、社内の改善点や社員が不満に思っていることがわかりません

それにより、会社がよりよい環境に成長することもできず離職率の高い会社になってしまいます。

参考:売上目標は立てるな! 20人までの組織をまとめるリアルマネジメント

ダメ社長攻略法

ダメ社長の特徴とそれによって起こる弊害を説明してきました。ここからは、ダメ社長といかにコミュニケーションを取っていくべきかを説明します。

機嫌を取る

相手を気分よくさせていると、相手はYesといいやすくなります。コントロールさせやすいのは気分がいい相手で、コントロールが難しいのは反感を持っている相手です。

わざわざ媚を売るのは嫌だと思うかもしれませんが、働きやすい環境を作るのは合理的な判断ですし、必要ないと思ったらやめればいいだけです。

機嫌を取る方法としては、罪悪フレーミングという方法が利用できます。通常、人をほめるときにおだてているとばれると、反感を持たれてしまいます

そこで、「こんなことを僕からいうと怒るかもしれませんが~」「こんなこと言われると恥ずかしいと思うかもしれませんが~」などのように、自分が悪いかのように接頭語を付ける方法です。これはノースウエスタン大学の研究で証明されています。

ダメ社長というのはたいていプライドが高く、自分を持ち上げてほしい人が多いので、この方法で機嫌を取っておきましょう。

愛想よくする

パワハラを受けやすい部下の特徴についての研究では、「有能で冷たい部下」に対して上司は、パワハラやモラハラを2倍行いやすくなる、というデータがあります。

これは、有能な部下に対しては嫉妬が生まれるのですが、部下が冷たかったり愛想がない場合には、その嫉妬をパワハラに使うことが原因と言われています。

つまり、ダメ社長からパワハラや圧力を受けないためには、愛想よくしておくことが重要です。社長やスタッフに対しては積極的に会話をするなど、愛想を振りまいておきましょう。

さらに、道徳的な行動を行うと人は温かみを感じるというデータもあります。愛想を振りまくのが苦手な人は、席をゆずるとか親切にするなど、道徳的な行動をしましょう

利用価値があると思わせる

人間は地位が上がると共感能力が下がり、ほかの人を見なくなります。そして、ほかの人のことがわからなくなると、ステレオタイプで決めつけるようになります。

そうなると、ダメ社長はあなたのことを一方的に決めつけ、圧力をかけてくるかもしれません。

これを避けるには、利用価値があると思わせるのがよいです。人はその人間が利益をもたらすなら、一所懸命にみると思います。つまり、会社に利益をもたらす人間になるのが重要なのです。

それによって、自分のことを社長に見させれば、社長もあなたのことを無下には扱えなくなります。

スキルアップをしたり、仕事で成果を出すよう努力してみるのがいいと思います。

ダメ社長に嫌気がさした人がすべきこと

上では、ダメ社長との付き合い方、ダメ社長から圧力をかけられない方法を紹介しました。これ以外にも、自分でできることがありますので紹介します。

ストレス対策

ストレスの悪影響はとても大きく、健康やプライベートの人間関係にまで影響を及ぼします。ですので、ダメ社長から受けるストレスへの対策を行いましょう。

科学的に証明されたストレス対策効果が大きい3つの方法は、「自然」「運動」「呼吸」の3つです。

自然のなかを歩いたり、自然を眺める、運動をする、深呼吸や瞑想をするなどがストレスにはよいので、日常的に取り入れていきましょう。

他にもストレス対策はたくさんありますが、それは以下の本で徹底的に解説されています。ぜひこの本を読んで、ダメ社長からのストレスを少しでも減らしてください。

超ストレス解消法 イライラが一瞬で消える100の科学的メソッド

スキルアップ

ダメ社長から振り回されるというのは、もっといい方法を提案できないこと、自分に自信がないことが原因だと思います。

提案ができれば自分の方法で進められますし、自信があればその提案を訴えることができます。

自信をつける一番の方法は、スキルを身に着けることです。「この分野はあの人に聞いたら間違いない」という強みを身に着ければ、多くの人に頼られますし、自分にはこれがある、という自信がわきます。

そしてスキルアップというのは、そんなダメ社長の会社を抜け出す転職や独立にも使えるのです。ぜひスキルアップをしましょう。

副業

自分の仕事に関係する副業は、スキルアップにもなりますし、収入を得ることもできるのでおすすめです。

ダメ社長の会社からだけの収入に頼っていると、どれだけ嫌な思いをしても辞めることができません。

副業をすることで、会社を辞めてもいいだけの貯金や収入を作れば、ダメ社長の会社を辞めることができるのです。さらに副業によってスキルも身につきますので、転職や独立するときにも有利になります。

私も副業をすることで収入的な安定とスキルを身に着けたことで、ダメ社長の会社を辞めることができました。ぜひ副業をしましょう。

副業としてブログはとてもおすすめです。スキルアップもできるし、アフィリエイト収入を得ることもできるので、メリットが大きいです。下記ではサラリーマンの副業のコツを解説しています。

転職

ダメ社長に耐えられなくなったら、潔く転職をしましょう

環境というのはとても影響が大きいです。他の環境に移動することで、性格やモチベーションが大きく変わるというのはよくあります。

今の環境で耐え続けることにメリットや成長が見いだせないのであれば、その会社に居続けても意味がありません。さっさと辞めましょう。

ダメ社長というのは、転職の話を出すと脅してくる可能性もあります。そうならないために、理由を明確にする、社員の権利について調べておきましょう。

また有給消化をさせないと言ってくるかもしれませんが、必ず有給消化できるように交渉しましょう。以下で転職の方法や考え方を紹介しています。

独立

スキルや人脈やサービスがすでにある場合には、ダメ社長の会社は辞めて独立するというのも手です。

フリーランスで働くのもよいですし、会社を起業してもよいでしょう。

もちろん、会社員だった時のような給与の保証はありませんが、自分が売った分だけ収入が得られるので、スキルや自信のある人にはおすすめです

まとめ

ここまで、ダメ社長の特徴、対処の仕方、ダメ社長に愛想が尽きた人が取るべき行動を紹介してきました。

あなたの会社のダメ社長は当てはまりましたか?私もダメ社長の会社にいたことがあるのでわかるのですが、ダメ社長に振り回されている状態はとてももったいないです。

給与のためというのはわかりますが、あなたの人生の貴重な時間をそんなダメ社長に与えるというのは、最大の損失です。

副業をするなり転職をするなり、一刻も早くその環境から抜け出す努力をすることをおすすめします。

最後に、ダメ社長の会社でダメ社長を変えられるかもしれない方法が書いている本を紹介します。

「もし自分たちが競合会社の社員だったら、自社をどうやって潰すかを話しあうという方法」です。これはとてもおもしろいので、ぜひ読んでみてくださいね。

会社をつぶせ 「ゾンビ組織」を「考える組織」に変えるイノベーション革命 (マグロウヒル・エデュケーション)

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