転職したいけどできない、スキルもお金もないって人が転職できる「攻略法」

転職したいと思っているけれども、勇気が出なかったり、怖いと感じてしまって転職ができないという人は多いのではないでしょうか。

でも、転職しないで本当にいいですか?その会社で満足ですか?

私はこれまでに5回ほど転職してきましたが、初めて転職をする時には転職できない人と同じように躊躇していました。

その後に勇気を出して転職をしましたが、スキルアップできたり、収入が増えたり、新しい人脈も得られたので、転職をしてよかったと思っています!

だからこそ、転職したいけどできないという人に対して、その背中を押したいと思っています。転職は戦略的に行えば、リスクはほとんどありません。

ここでは、転職したいけど不安…という人が、転職に踏み切れるような方法や考え方を紹介しようと思います。

転職に踏み切るべき人

転職した方がいい人
必ずしもすべての人が転職をした方がいいというわけではありませんが、確実に転職すべき人がいます。

それは、今の環境が長時間労働であったり、ネガティブなコミュニケーションが多かったり、制限が多いような場合です。

ネガティブなコミュニケーションとは、嫌味や愚痴、批判が多い職場ということです。制限が多いというのは、こうしたらいいという事があっても、提案も変更もできないという環境のこと。

こういう場合には、我慢しているうちに心身に悪影響を及ぼすので、早めに転職をした方がいいです。

また、毎日憂鬱な気分だったり、疲れやすかったり、全然眠れないという場合などには、うつになっている可能性があるので、早く退職しましょう。

以下の記事では、転職した方がいい職場の特徴をまとめていますので参考にしてください。





転職したいのにできない理由→全部解決できます

転職したいのに転職に踏み切れないという場合には、人それぞれ様々な理由があります。

まず、それらの理由を考えてみようと思います。転職できないという理由は、たいていの場合に解決できますので安心してください。

転職したいのにできない理由は以下だと思いますが、把握しておくことで転職する方法がわかります。

スキルがない

スキル
転職したいと思っているのにできない人のよくある悩みに、「スキルがない」というものがあります。

いわゆる、手に職と言われるような専門的なスキルや、専門的な資格がないと転職するのが難しいと思われているのです。営業だったり、事務だったり、サービス業だったりする場合に多いと思います。

あなたもそんな思い込みをしていませんか?

確かに、スキルや資格によって、採用される可能性は高まります。ですが、スキルや資格は必要条件ではありませんし、スキルはどんな仕事でも培うことができます。

営業であれば心理学などを使って営業力を上げることができますし、事務でも使えるソフトを増やしたり関数を覚えたり、サービス業でも販売力というスキルを磨くことができます。

転職の悪影響が怖い

怖い
転職するのが怖いと思っている人もいます。

こういう人は、転職をすることで世間から白い目で見られるんじゃないかとか、自分の評価が下がるんじゃないかと、思っていることが多いです。

でも昭和じゃあるまいし、転職によって自分の評価が下がるということはありません。

終身雇用が終わってきていて、現代では転職が普通のことになってきているので、転職しても何の問題もありませんよ。

むしろ転職で自分の能力を伸ばしているような人は、チャレンジをしているということであり、今後評価が上がる可能性があります。私の場合は、たくさんの会社のノウハウを得たことで、それを欲しがる会社がありました。

やりたい仕事がない

仕事がない
転職できない人のなかには、「やりたい仕事がない」「挑戦してみたいことがない」という人がいます。

やりたい仕事がないのに転職したいと思っているということは、単に今の仕事が嫌になっているだけか、現実逃避をしているだけかもしれません。

やりたい仕事がなければ、転職をしてもメリットはないでしょうか?

いえ、給与を上げられる、より良い環境に移れるというメリットがあります。

別にやりたいことでなくても、仕事と割り切って行う方が成果が出せるし、出世するというデータもあります。あくまで条件面を考えて転職するのもひとつの手です。

転職の進め方がわからない

これまでに転職をしたことがないという人は、初めての転職に戸惑うことがたくさんあるはず。

どうやって転職活動を進めればいいのか、本当に転職を成功させることができるのか、不安になりますよね。わからないことがあった場合に、転職活動をやめる人もいるでしょう。

イチから転職活動をするというのは、経験のない人には負担が大きいものです。

私も、初めて転職をするときには右も左もわからず、転職エージェントを頼ったり、ネットでたくさん検索をしました。

面接に受からない

転職したいけどできない人という人のなかには、転職活動の面接で全然受かることができない、という人がいます。

そういった人は、面接でのコミュニケーションに問題があるか、これまでのキャリアに問題があるかが多いです。

面接でのコミュニケーションに関しては、下で解説しているので参考にしてください。

キャリアに問題がある場合には、今の仕事のなかで行うことを工夫する、副業などで実績を積むなどが考えられます。

求人がない

転職したいのにできないという人のなかには、自分の希望の求人がないという人がいます。

たしかに、時期や職種によっては求人が少ない可能性があります。いわゆる「狭き門」ですね。

こういった仕事の場合には、求人自体が少ないので、転職をしようと思っても成功する確率は低いです。

その分、工夫をして他の応募者よりも採用される対策をしなくてはなりません。

お金がない

お金がない
お金がないので転職できないという人もいます。

転職活動では何かとお金がかかります。履歴書のコピー代、交通費、スーツを揃える費用などです。転職活動は何かと費用がかかるので、貯金をしておくようにしましょう。

また、転職面接のために残業をしない場合には、残業代がもらえません。そのため、生活が苦しくなり転職活動ができないことがあるのです。

退職してから転職活動をする場合には、その間の生活費なども必要になりますので、できれば転職活動は在職中に行いましょう。





転職できない人が転職を叶える攻略法

転職のガイド
ここまで、転職したいけどできないという人の特徴を説明してきました。では、こういった人が転職を成功させる方法はあるのでしょうか?

私はたくさんの転職をしてきたなかで、心理学や転職、キャリア関連の本を読み漁りました。それによって、転職に関するあらゆる情報を手に入れ、転職を成功させる方法を理解することができました。

ここでは、転職できないという人でも転職できるような方法を解説します。

リスクを考えてみる

転職が怖いという人は、転職によるリスクを書き出してみましょう。

そうすれば、意外と自分が怖いと思っていたことが、大したリスクではないということがわかるでしょう。

例えば以下をみてください。

  • 転職によって給与が下がるかもしれない→給与の高い会社を探せばいい
  • ブラック企業に入ってしまうかもしれない→試用期間がある会社にする。面接で社員に合わせてもらう
  • スキルがない→スキルが必要ない仕事を探せばいい。スキルを今から身につければいい
  • 今の会社にばれるかもしれない→ばれないようにすれば問題ない。もしばれたとしても問題はない。

全然リスクでもなんでもないですよね。

このように書き出して冷静に分析してみると、リスクは意外とリスクでもないということがわかります。

リスクを恐れている人は、なんだかわからないリスクを頭のなかで大きくしている場合が多いので、いったん自問してみることをおすすめします。

スキルを身につける

スキルを身につけるのは、転職を成功させる手っ取り早い方法です。スキルがあると、そのスキルを必要とする会社からの採用を得やすくなります。

ただ、スキルの効用はそれだけでなく、自信を身につけられるという利点もあります。

スキルがあると、自分に自信が持てます。転職面接でひとつの会社から落とされたとしても、別に他の会社で受かればいいや、と考えられるようになります。スキルがあることで余裕が持てるのです。

ぜひスキルを身につけてみましょう。

共通点を話す

転職をする時には、多くの場合に面接が必要になります。面接で大事なのが「好感度」です。

面接では、経験や能力などを総合的にみて判断していると言われますが、実はほとんどが面接官の好感度によって決まっているという研究があるのです。

好感度を作るために利用できるのが、「共通点」です。人は自分と似たバックグラウンドがある人をひいきして好感を持ちます。

そして、自分に似ているということは優秀なはずだと考えます。つまり、「類は友を呼ぶ」のです。

面接が苦手で転職できない人は、面接官との共通点を見つけられるように話しをしましょう。

コツコツ努力をする

「誠実性」が高いと面接に受かりやすいというデータがあります。

誠実性とは、コツコツと努力ができ、向上心を持ち努力ができる性質のことです。

これは心理学的に最も信憑性があるとされているビッグファイブテストという、性格分析によってわかります。

ビッグファイブテストは、こちらのサイトで受けることができます。

この誠実性が高ければ面接に受かりやすくなりますので、鍛えるようにしましょう。日々、コツコツと努力をするようにし、誠実性を高めるようにしましょう。

自己分析をする

転職したいけどできないという人は、自分のことがわかっていない可能性もあります。

自分のことがわかっていないので、面接での質問に明確に回答できないですし、そもそも自分の得意なこと・強みがわかっていないのです。

自分がどのような価値観を持っていて、どんなことにやりがいを感じ、どんな興味・関心があるのかなどを深く知っておくことは面接で有利になります。

自己分析は、とにかく様々なことに対して、自己分析を行っておきましょう。例えば、「好きなスポーツ」や「好きな色」などでもいいです。

これらについて考えておけば、面接官が話したスポーツの話や色の話に対して、「好きなスポーツは卓球と野球です。なぜなら~だからです。」「好きな色は青と赤で、その理由は~だからです。」のように、さっと返せます。

面接官は、ふいをついた質問をして応募者の対応や素の部分を見ています。どれだけ自分のことを研究しているか、どれだけ普段から考えているかを見ているのです。

転職をしたければ、自己分析を積極的にしておきましょう。

好きを仕事にしない

転職において多くの人がしてしまう失敗が、「好きを仕事にする」ということです。

好きなことを仕事にするというのは、一見魅力的な響きがあります。しかし、これは転職した後に失敗する可能性があります。

というのも、好きなことを仕事にしようとすると、仕事に対して幻滅しやすくなってしまうのです。

どの仕事にも面倒なことがあります。好きなことをやりたいという人は幻想を抱いているので、この面倒なことのストレスに弱くなってしまうのです。

離職率が高くなるので、面接官も幻想を抱いている人を採用しないので、好きなことにこだわるのはやめておきましょう。

副業をする

副業をすることで転職ができる可能性があります。

副業では勤務時間だけでなく、プライベートでも仕事をすることになるので、大きく成長できます。今の仕事に関する副業をすれば、スキルを成長させることができるのです。

副業をすると収入源が現在の会社だけでなくなります。お金に余裕ができるので、精神的に安心感が得られます。さらに、今の会社を辞めても問題ないという状態を作れます。転職をしても大丈夫な余裕が作れるのです。

私も、副業でスキルを高めながら収入を増やすことで、余裕で転職ができました。

得意なことをする

転職で選ぶ仕事は、自分の得意なことに関する仕事を選ぶのがよいでしょう。

人は自分が得意なことをしている時に、仕事への満足度が高まるということが研究で明らかになっています。

自分が得意なことで人に貢献できていると嬉しいですし、やる気もでますよね。私もWEBサイトを作ることが得意なので、PCをいじっている時には幸せを感じています。

だからこそ、自分が得意だと感じていることを仕事にするようにしましょう。「好きなこと」よりも「得意なこと」なのです。

転職したい人がすぐにすべきこと

転職ですべきこと
ここまで、転職できない人が転職できるようになる方法や考え方を紹介しました。ここまでは準備編です。

次に、実際に転職への行動に移しましょう。転職できない人が転職をするには、何よりも行動が必要になります。

私の周りで「転職したいんだけど転職できない~」って言っている人は、大体行動できない人です。口では言っていますが、一歩踏み出す勇気がないんですね。

「もうちょっとしてから転職する」って言いますが、その「もうちょっと」は永遠に来ないので注意してください。

転職サイトを見てみる

まず転職したいと思った時には、応募してみたい会社や仕事があるかを探しましょう。

見ているうちに色んな会社を知ることができ、興味のある会社が見つかると思います。

なるべく多くの求人サイトをこまめにチェックするだけでなく、転職エージェントにも相談して、気になる仕事に近いものがないかを聞いてみましょう。

人脈や知り合いのツテを頼ったり、SNSを活用することで興味のある仕事の求人を探すのもおすすめです。

とりあえず登録してみる

求人サイトや転職エージェントを利用したり応募するには、それらのサービスに登録する必要があります。

こういったサービスはたくさんあるので、どれに登録するか迷うと思います。

自分が使いやすいサービス、自分の希望の仕事が見つかりそうなサービスに登録すればいいですが、経験がないとどのサービスが合っているかはわからないでしょう。

始めての方は、とりあえずいくつかの求人サービスに登録しておくのがおすすめです。

せっかく理想の求人が出ていたとしても、見つけられなくては絶対にその仕事に転職できないからですね。まずは登録しておきましょう。

登録しておくべき転職サイト

doda

doda
dodaは、求人情報サイトのなかでは約10万件という最も多くの求人数を誇ります。

転職をするときには、必ず登録しておいた方がいい求人サイトだと思います。

またエージェントサービスも受けられるので、気軽に相談できます。

「doda」を見る

リクルートエージェント

リクルートエージェント
自分で探さなくてもエージェントだと、自分に合う可能性がある求人を送ってくれるので楽です。

私が利用したエージェントのなかで、最もおすすめなのは「リクルートエージェント」です。

たくさんの非公開求人を抱えていることと、やはりリクルートの社員だけあってエージェントが優秀なのが魅力でした。連絡も密で、かなりサポートしてくれる印象です。

「リクルートエージェント」を見る

もちろん、求人サイトはたくさんありますので、どの求人サイトを選ぶかはあなたの自由です。色んな求人サイトに登録して、自分に合った求人サイトを見つけましょう。

履歴書と職務経歴書を登録する

転職サイトに登録したら、履歴書を登録しておきます。

職務経歴や履歴書の内容を手動で登録しなくてはいけない場合が多いです。手間ではありますが、登録するようにしましょう。

また、PDFなどで登録する場合もありますので、履歴書と職務経歴書のデータは準備しておきましょう。

これらの書類では、なるべく詳しく仕事内容や実績を書くようにしましょう。それによって書類審査の合格率が変わってきます。





転職で得られるメリットとは?

転職を本気で行って成功させれば、大きなメリットが得られます。

ほんとにメリットがあるのか、信じられない人もいるかもしれません。もちろん転職で失敗する場合もありますが、多くの場合転職ではメリットが得られます。

転職によって人生が大きく変わった私の例や根拠を紹介していきますので、参考にしてください。

転職に踏み切るためにも、転職した先にあるメリットをイメージしてモチベーションを上げておきましょう。

給与額を上げられる

転職によって、給与を上げることができます。

転職では、交渉をして高い給与を希望することができます。転職とは、複数の会社のなかから1つの会社を選ぶということなので、他の会社の給与を交渉のカードとして利用できます。

「別の会社はこの金額で出してきているので、もっと上げてもらえないか?」と交渉を有利にできるのです。

また転職先の給与は、前職の年収をベースに決められます。今の会社に長年勤めてきて、年収を上げてきたのだとすれば、次の職場でもその年収からスタートできることが多いです。

今の会社で昇進してきて、この先給与が上がりにくいという場合には、転職することでその給与からスタートとなるので、給与が上げやすくなります。

私は小さな会社で年収を徐々に上げましたが、やはり小規模な会社では給与は上がりづらかったです。大きな会社に転職するとその金額からスタートにあり、そこからさらに給与が上がりました。

スキルアップになる

ひとつの会社に勤めていると、どうしてもスキルの幅が狭くなります。これは、その会社が持っているノウハウしか学ぶことができないからです。

ですが、他社にはまた違うノウハウがたくさんあります。他社のノウハウを得ることで、これまでには得られなかったノウハウを得ることができます。

私は、比較サイト制作の会社にいたことがありますが、その会社ではSEOのノウハウはありませんでした。そこで、転職してSEOの会社に入ることで、高度なSEOの知識を学ぶことができました。

このように、自社にないノウハウは自己流で学ぶのでなく、他社に転職すればそのノウハウを丸ごと得られ、スキルアップができるのです。

良い環境を得られる

転職では、様々な会社を見ることができます。その中には、職場環境が良い会社もたくさんあるでしょう。

オフィスがきれいだったり、福利厚生が手厚かったり、従業員のレベルが高かったりと、職場環境がいい会社に転職することができます。

それによって、自身の能力を最大限活かすことができますし、日々のモチベーションも上がります。

希望の職種に就ける

今の会社で希望の部署に入れていない場合や、希望の仕事ができていない場合には、転職によって解決できる場合があります。

転職では、どんな職種や仕事をするかを交渉することができるので、自分のやりたい仕事に就くことができる可能性があるのです。

私は元々、営業やディレクターをしていたのですが、転職によってWEBマスターやSEOコンサルタントになることができました。

ひとつの会社で希望の職種になれるまで待つのもいいですが、なかなか来ないでしょう。であれば、転職して自分の希望の仕事をするのもよいのじゃないでしょうか?

人脈が得られる

転職によって違う会社に勤めることで、これまでとは異なる同僚や取引先と仕事をすることになります。

それによって、以前の職場では固定しがちだった人脈を新しく作ることができます。人脈が広がることで、これまでとは違った世界の情報を知ることができますし、新しい出会いを得ることができます。

私は10人くらいとしか仕事をしていなかったのですが、大きな会社に入ったことで一気に100人以上と知り合うことができました。

その人たちの知り合いともつながることもできたのは大きかったですね。大きな会社のメリットは、そういった人脈にあるのではないかと思います。

最後に

ここまで、転職したいけど転職できない、という状態を解決する方法を説明してきました。

もちろん、今の仕事で成長できている、今の環境で十分に満足しているというのであれば、転職する必要はありません。

ですが、転職したいけど怖がって転職をしないのであれば、それはとてももったいないことです。

自分のしたいことに挑戦せず、今の不満のある状態でとどまるというのは、あとで思い返した時に後悔すると思います。

人生は一度きりです。過ぎた時間、逃したチャンスは戻ってくることはありません。ぜひ、後悔することのない選択をしてください。

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