セミナー集客方法まとめ!意欲の高い人を集めないと意味なし

セミナー集客方法を考える前に、セミナーの目的をしっかりとさせましょう。

セミナーを行う目的は、見込み顧客のリストを得たり、情報を提供して料金をもらったり、自社の商品やサービスを購入してもらうことだと思います。

セミナーでは会場を借りることが多いですし、その場合には会場代がかかります。その費用以上の利益を得なくてはなりません。

だからこそ、とにかくセミナー参加者を集めるというよりは、その目的を達成できる可能性が高い人を集めなくてはいけないのです。そのためには、セミナーの集客方法を精査して意欲の高い参加者を集めましょう。

ここでは、私がセミナーを開催するときに行っている、おすすめのセミナー集客方法をまとめました。セミナーの集客方法で気をつけるポイントも説明しています。

セミナー集客方法10選

セミナー参加者

ポータルサイト

セミナーの情報をまとめている、ポータルサイトというものがあります。

これは、全国で開催されているセミナーの内容や会場、日時などをまとめているWEBサイトです。

セミナー情報がまとまっているので、ユーザーは行きたい日のセミナーや興味のあるセミナーを探しやすく、セミナーを探す多くの人がこのサイトを利用しています

だからこそ、セミナー集客方法としてはかなり有効な方法となります。代表的なセミナーポータルサイトには、以下のようなものがあります。

これらのサイトには、無料でセミナー情報を掲載できるサイトも多いです。

費用がかからない集客方法なので、とりあえず多くのサイトにセミナー情報を掲載するのがおすすめです。

メディア広告

ネット上には、ブログや情報メディアなど、あらゆる媒体があります。

例えば、不動産業界だったら「いえらぶコラム」や、IT業界だったら「Web担当者Forum」などといった媒体です。

これらの中から、セミナーのテーマと近いメディア上で宣伝することで、セミナーに集客できる可能性があります。

こういったブログや情報メディアには、広告を出稿できたり、無料で情報を掲載できるものもあります。媒体にセミナーの宣伝バナーを貼ったり、告知をすることで、その媒体を読んでいる人にセミナーを告知することができるのです。

個人が運営するブログなどであれば、かなり安い価格で広告を出せますし、無料で掲載できる媒体もあります。

先ほどの「WEB担当者Forum」は、多くのWEB担当者やマーケティング担当者などが見ているサイトですが、無料でセミナーの告知を出すことができます。

WEB系のセミナーを行う場合には、必ず利用するべき集客方法です





リスティング広告

リスティング検索
リスティング広告は費用がかかりますが、セミナーに集客しやすい方法です。

リスティング広告とは、検索結果画面で検索キーワードに連動して表示される広告のこと。

例えば、「SEO セミナー」「ネット集客 セミナー」など、セミナーに参加したいという人が検索するワードで広告を出せるので、成約に至りやすいです。

ただしリスティング広告で集客をするには、ランディングページやホームページ、広告費が必要になります。

コストはかかりますが、セミナーへの集客力は大きいのが特徴です。私がセミナーを行った際にも1/3の方がリスティング広告からの集客でした。

Facebook広告

Facebook広告は、SNSのなかでも特にセミナー集客に向いている方法です。セミナーを探すときにFacebookだけで探すという人も多いのでおすすめです。

Facebook広告では、年齢・性別・学歴・職歴・居住地・役職・興味のあることなど、広告を配信する対象を細かくターゲティングできます。

さらに「リード獲得広告」というものがあり、Facebook内でLPやフォームを作成することができます。

この形式を使うと、Facebook内のユーザーが広告をクリックした場合に、Facebook内で遷移してセミナー紹介ページを表示します。LPやフォームを作成する必要がありませんのでコストを抑えられます。

動画広告や複数枚の画像を使った広告なども配信でき、反応率を高めることができます。

Twitter

ツイッター
Twitterをセミナーの集客方法として活用することもできますが、Twitterでセミナーへの集客を成功させるには様々な条件があります。

まず、フォロワーが多く、影響力のあるアカウントを作るのが重要です。フォロワーが多いアカウントでセミナーで紹介すると、それだけ多くの人の目に触れ、いいねやリツイートももらいやすくなります。

拡散が拡散を呼ぶのでTwitterで告知をする場合には、影響力のあるアカウントを育てるようにしましょう

告知の文章にも工夫をしましょう。Twitterでは告知メッセージだけの無機質なツイートは、誰にも見てもらえません。できるだけ色んな人が共感したり、疑問を持ったりするような文章にしましょう。

フォロワーを増やすのには時間がかかるので、影響力の強いインフルエンサーに紹介をお願いするというのも手ではあります。





手紙

セミナー手紙
手書きの手紙は、セミナーの集客に思わぬ効果を発揮します。

わざわざ手書きで書いているということは、ただのDMではなく重要なものであると思われて、本人のところまで手紙が届く可能性があります。

そして、封を切ってみたくなる仕掛けを行い、手紙を読ませるのです。セミナーにどうしてもきていただきたい方や日頃のお付き合いのある方には手書きの手紙を出しましょう。

セミナー集客にはあまり時間とコストをかけられないので、いくつか本当に狙い目の会社様にだけ送るようにしましょう。

メーリングリスト

メール 集客方法
営業活動で蓄積したメーリングリストは、セミナーの集客で特に役立ちます。こういった会社は何らかの興味があるので、セミナーに集客できる可能性が高いです。

また、メーリングリストは購入することができますが、相手とは会ったことがないので、セミナーの案内メールを送ってもあまり反応はないでしょう。成約率は0.1%など、かなり低くなります。

メーリングリストを利用する場合には、大量に送ることが必要になります。リストを安く大量に手に入れられる場合には、セミナーの案内を出すのはいいかもしれません。

名刺リスト

これまでに名刺交換をしたリストがあると思います。

過去にお仕事をした方や交流会などで名刺交換をした方は、すでにお互い顔を知っているので、ただ購入したメーリングリストよりも反応率がよいです。

セミナーの告知を送る際には、セミナーがお相手にとってどのようなメリットがあるのか、以前に話したことを書くなど、相手の立場に立った言葉を書きましょう。

メーリングリストと違い、一度会ったことのある人からの血の通ったメッセージであれば耳を傾けてくれます

これまでに得たご縁を無駄にしないようにしましょう。

FAX

FAXもまた、セミナー集客に利用できる方法です。

多くの会社にはFAXがありますし、ホームページにFAX番号が掲載されていることが多いです。これらの会社にFAXを送る方法です。

FAXは興味がない人にも送ることになるので、リスティング広告などの集客手段と比べたら集客効果は低いです。

見出しを工夫するなど、読んでもらえるFAXチラシの作り方を学びましょう

FAXでは送信料がかかります。これは通信時間単位で課金となりますが、8.5円/4分くらいです。最近では、インターネットFAXというものもあるので、もっと安く送信することもできます。

チラシ

セミナーの集客にチラシを利用する方法もあります。

セミナー会場として利用する貸会議室には、チラシを置いてもらえるところがあります。貸会議室を利用した人にセミナーのチラシを見てもらうのです。

また、チラシは郵送で取引先やメーリングリストの会社に送ったり、ポスティングすることもできます。

ただ、これはセミナーへの集客成果は低いと思われます。メールに添付したり、ふだんからパンフレットや会社案内を渡すことが多い会社だけ行うようにしましょう。





セミナー集客のポイント

セミナーで集客するための方法を紹介してきましたが、ここからはセミナーで集客をするときに注意すべきポイントを解説します。

成約につながる人を集客する

セミナーの集客で注意したいのは、広告費をかけて多くの人を集客したとしても、本来の目的である成約が取れなくては意味がないということです。

セミナーの集客をする時には、多くの人を集めた方が成約につながりそうに思うかもしれません。

ですが、ただ興味本位で参加する人もいます。こういう人は決して成約にはつながりませんので、広告費が無駄になってしまいます。

まずは意欲の高い人、成約につながる見込みの高い人をセミナーに集めるようにしましょう。

そのためには、リスティング広告において悩みのキーワードで広告を出す、キャッチコピーで切迫感を出すなどがよいでしょう。

また、セミナーを有料にすることで本気の人を集めることができます。

優先度の高いものから行う

セミナーへの集客では、期間も予算も限られています。

そんななかで全ての集客方法を行うというのは、コストや人手、時間的にも不可能です。

優先度の高いものから実施しなくてはいけないのです。ここで紹介した方法での優先度は下記がおすすめです。

  1. ポータルサイト
  2. リスティング広告
  3. Facebook広告
  4. 名刺リスト
  5. メディア広告
  6. Twitter
  7. メーリングリスト
  8. チラシ
  9. ファックス
  10. 手紙

告知を出すタイミングが重要

セミナーを開催する日のどれくらい前から告知活動をするかを決めるのは大事です。

セミナー開催日から日がありすぎると、ターゲットの方は「まだ余裕があるし、日程が近づいてから申し込もう」と考えます。

また、セミナー開催日直前に広告を出した場合には、すでに予定が埋まっているということになります。ですので、ちょうどいいタイミングにセミナーの告知を出す必要があるのです。

私がこれまでにセミナー集客してみて最も成果が出たのは、セミナーの3週間前に開始するというものです。

これくらいだと申し込みを延期することもないですし、大体予定もあいています。1週目・2週目・3週目と経過を見ながら、集客方法を試行錯誤しましょう。

集客するターゲットを絞ろう

リスティング広告やFacebook広告で特にいえることですが、広告のメッセージを届けるターゲット像は細かく設定しましょう。

ターゲットを漠然としたものにしてしまうと、その分広告やメールや手紙などのメッセージがぼやけてしまいます。多くの人に読んでもらおうと、色んな人に当てはまるメッセージを書いてしまうと、結局誰にも刺さらないことになるのです。

メッセージを届けるターゲットはあらかじめ絞って、どのような検索ワードで検索をするのか、何に悩んでいるのか、何歳くらいかなどを前もって決めておきましょう。

このように絞っていると、ターゲットは「これは私のことだ」「私の悩みのために送られた情報だ」と思います。そして、セミナー情報をしっかりと読み、申込みをしてくれるのです。

キャッチコピーが重要

セミナーの告知では、キャッチコピーが重要です。

Facebook広告のタイトルやメールの件名、リスティング広告の広告文などでもはじめに見るのはキャッチコピーです。キャッチコピーに目を止めてもらい、興味を持ってもらわなくてはならないのです。

キャッチコピーを読んでもらうには、何のセミナーかがひと目でわかるようにしましょう。考えさせるようなコピーや曖昧なコピーでは、ユーザーに無視されてしまいます。

さらに人間は数字が入っていると、ついその広告を見てしまう習性があり、信憑性も感じます。数字を入れるようにし、その数字は、少数点以下を入れるなど、なるべく細かい数字を使いましょう。

例えば「ブログを使って売上を6.51倍にする集客セミナー」のようなイメージです。

キャッチコピーの書き方や見出しの書き方というのは、以下の記事でも解説していますので参考にしてください。

まとめ

今回は、セミナーで集客をする方法を紹介しました。

セミナーを行うには会場のセッティングや告知、備品の準備、当日の受付、セミナー内容の資料作成など、やることが盛りだくさんだと思います。

どうしても集客が後回しになってしまうのは仕方がありません。

でも、集客ができないとセミナーを行っても元が取れないということになってしまいます。だからこそ、セミナーでは万全に集客を行いましょう。

セミナーに集客するのであれば、予算内で最大限の効果を出せるように、集客方法を厳選しましょう

今回ご紹介した集客方法を組み合わせながら、ぜひセミナーの集客を成功させてくださいね。

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