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弁護士のWEB集客方法を徹底解剖!その集客力と必要性も

弁護士のWEB集客方法マーケティング

私は、仕事で弁護士事務所のWEB集客をお手伝いしたことがあります。

その時には、様々なWEB集客の手法を用いて、問い合わせやご相談数を6倍にしました。

弁護士事務所のWEBサイトは、月間で約5万アクセス程得ていたのですが、20万アクセスほどに増やすことに成功しました。

その際には、コーポレートサイトを整えるとともに、ブログからの集客を大きく増やしました。

ここでは、WEBから集客をしたいという弁護士の方に、WEB集客の全体像を解説するとともに、効果的なWEB集客方法とそのポイントを解説します。

弁護士のWEB集客方法

弁護士がWEBから集客したい場合には、どのような方法を使うのがよいのでしょうか?

法律事務所の集客に効果的なWEB集客方法としては、以下の6つが考えられます。

  • コーポレートサイト
  • リスティング広告
  • ポータルサイト
  • 比較サイト
  • SNS
  • MEO対策
  • ブログ・オウンドメディア

いずれの方法も成果を出している弁護士がいる方法ですね。

これらのなかから、自分に合ったものを実施していくことで、集客をすることができます。

コーポレートサイト

コーポレートサイト
コーポレートサイトを名刺変わりに作る人がいますが、これはとてももったいないです。

法律事務所のコーポレートサイトは、それ自体を集客手段として利用することができます。

例えば、検索サービスで「地名+弁護士事務所」「地名+弁護士」などのキーワードで検索した時に、コーポレートサイトを上位表示できれば、その地域のユーザーを集めることができます。

情報はとにかく濃く

コーポレートサイトでは、情報はとにかく濃く書きましょう。時々、簡単な情報しか掲載していないサイトを見ますが、論外です。

というのも、コーポレートサイトに業務内容や得意分野、実績、判例、駅からのアクセス、駐車場の有無などをしっかりと掲載することで、地名での検索から流入を得ることができます。

また、得意とする分野の情報をしっかりと書くことで、「地名+離婚相談」などのようなキーワードで集客をすることもできます。

顔を出す

WEBサイトでは、人の姿を出したほうが信頼性が上がります。

ですので、弁護士やスタッフはなるべくコーポレートサイトで顔を出すようにしましょう。

よくあるコーポレートサイトに、素材サイトの人物写真を使っているものがあります。

これでは、どんな人が対応してくれるのかわかりませんし、本当に対応してくれるかがわかりません。必ず本人がホームページに登場するようにしましょう。

集客施策の要とする

コーポレートサイトは、WEB集客施策の要となるものですので、しっかりと作るようにしましょう。

これがひどいと、せっかくアクセスをコーポレートサイトに集めても成約しません。

後述するリスティング広告やポータルサイトなどの集客施策を利用した時に、広告を見た多くのユーザーがコーポレートサイトを見ることになります。

だからこそ、コーポレートサイトをちゃんと作っておかないと、集客をすることができないのです。

SEOが重要

コーポレートサイトは、ただ作るだけでは検索結果から集客することはできません。

検索結果で評価されるためには、「SEO(検索エンジン最適化)」を行わなくてはなりません。

格安の制作会社なんかに頼んで、チャチャっと作ってもらったようなコーポレートサイトでは成果は出ないのでご注意を。

SEOに対応できたサイトを作るにはある程度の手間がかかるので、大体30万円~50万円はかかると考えておいたほうがいいです。



リスティング広告

リスティング広告
リスティング広告は、検索するキーワードに応じた検索結果に広告を表示する検索連動型広告のことをいいます。

リスティング広告には、Google広告やYahoo!広告があります。これは、クリックされると課金されるという仕組みの広告です。

顕在化ユーザーが獲得できる

リスティング広告は、ユーザーが検索するキーワードに応じて広告を出せるので、悩みが顕在化しているユーザーを集客できます。

つまり、弁護士に依頼するのは決まっていて、あとはどの法律事務所に依頼するかという、緊急性の高いユーザーを集客できるのです。

こういったユーザーは、検討フェーズに入っているので、集客するまでのスパンが短いので、収益化までの期間が短くなります。

上位表示の難易度が低い

リスティング広告では広告費さえ支払えば、誰でも上位に広告を表示することができます。

コーポレートサイトやブログで、Google検索などの自然検索結果で上位表示するのはとても難しいですが、リスティング広告なら可能なのです。

しかも、自然検索では表示されるまでに時間がかかりますが、リスティング広告では準備をして審査に通ればすぐに広告を出せます。

短期間での集客を目指すなら、リスティング広告を利用するのがよいでしょう。

専門知識が必要

Google広告やYahoo!広告を出稿するには、それぞれの管理画面で広告の設定を行わなくてはなりません。

リスティング広告の管理画面というのは、機能が複雑になっており、細かなルールの把握が必要です。

また、リスティング広告の運用で成果を出すためには、改善の方法や統計データの見方など、幅広い知識が必要になります。

高めの予算が必要

クリック単価は入札制で決定されます。ですので、契約となりやすいような多くの弁護士が広告を出すキーワードでは単価が高くなる傾向にあります。

弁護士のサービスは高額なので、かけられる広告費も高くなりがちです。基本的にどのキーワードでもクリック単価が高騰する傾向にあります。

だからこそ、リスティング広告から集客するには、相応の費用が必要と考えておいたほうがいいでしょう。私のクライアントは、月に50万円以上は平均的に使っていましたね。

ポータルサイト

ポータルサイト
ポータルサイトというのは、あらゆる情報をまとめているサイトです。あなたもSUUMOや食べログなど、ポータルサイトを利用したことがあると思います。

弁護士業界のポータルサイトとしては、「弁護士ナビ」や「あなたの弁護士」などが有名です。

ポータルサイトには、あらゆる法律情報や法律相談所の情報がまとまっています。

ユーザーは、豊富な選択肢のなかから弁護士を探したり、法律の知識を身につけることができます。

集客力は抜群

ポータルサイトは、あらゆる情報がまとまっておりページ数も多く、ユーザーの悩みを解決してくれます。

だからこそ、Googleはポータルサイトを評価し、多くの検索キーワードで上位表示させる傾向にあります。

そして、ポータルサイトには多くのユーザーが流入しており、自分の法律事務所のページを見てもらえる可能性が高いのです。

ポータルサイトに掲載することで、集客を得ることができます。

運用が必要

ポータルサイトは、契約して掲載したからといって集客ができるというものではありません。

ユーザーが相談したくなるような紹介文にするとともに、日々のアクセスや掲載状況を見て、対策を行っていかなくてはなりません。

最新情報を更新したり、コラムを書くというような運用をしていくことで、閲覧数を増やしていく必要があるのです。

競合が多い

ポータルサイトには、法律事務所、つまり競合がたくさん掲載されています。

ユーザーにとっては、たくさんの事務所のなかから自分にあった事務所を選ぶことができるのは大きなメリットです。

ですが法律事務所にとっては、競合が多いというのは契約を得られる確率が下がるのでデメリットとなります。

費用が必要

「弁護士ナビ」は掲載は無料ですが、優先的に表示するためには有料となります。

「あなたの弁護士」は、費用を支払うことで特定の法律事務所を目立たせることはしていません。しかし、初期費用5万円、月額10万円がかかります。

ポータルサイトの無料プランでは集客の可能性は低いので、ある程度の費用は必要になると思っておきましょう。



比較サイト

比較サイト
比較サイトを作ることで、自分の法律事務所を競合と比較して、優位性を訴求することができます。

「弁護士 比較」「弁護士 おすすめ」などで検索すると出てくるこちらのサイトのようなものです。

競合より優位性をアピールできる

明確な訴求軸によって比較して、自社の順位を上げることで、他社と比べたときの優位性をアピールすることができます。

例えば、実績、所属弁護士数、外国法弁護士数などを比較することで、競合よりも優れていると順位を上に見せることができます。

競合よりも自社へ集客することができます。

得意分野でアピールできる

比較をしなくても、自社の得意分野をアピールすることができます。

こちらのサイトのように、「〇選」とすることで他社と比較をせずとも、自社のポジションを明確にすることができます。

「離婚分野の弁護士なら〇〇法律事務所」という風に、強みをアピールできるのも特徴です。

比較サイトの解説は以下のページでもしています。

集客力が大きい

比較サイトは、Googleに評価される傾向にあり、順位を上がりやすいです。

コーポレートサイトでは上位表示できないキーワードでも、比較サイトは上位表示でき、多くのアクセスを得られます。

そして、多くのユーザーは比較段階なので、成約につながりやすいといえます。

サイト上で競合法律事務所と比較することで、ユーザーは自分で色んな法律事務所を調べる必要がなくなり、問い合わせを行うのです。

費用は高め

比較サイトを作る時には、競合と比較した時の自社の優位性や法律関係の知識を調べなくてはなりません。

そして比較サイトでは、法律事務所のページをたくさん作り、法律の解説ページも多く掲載することになります。

そのため、サイト内のページ数は大きくなり、その分工数がかかりますので、費用が高くなる傾向にあります。

コーポレートサイトを作るよりも、費用は高くなる傾向にあるのです。

SNS

今やSNSで気軽に多くの人とつながれるようになったことで、自分の発信を多くの人に見てもらえるようになりました。

SNSは販促ツールではありませんが、うまく利用すれば大きな集客効果をもたらしてくれます。

例えば、弁護士のTwitterのフォロワーが1万人いたとすると、何らかの告知をした時に3割が見たとしても3000人が見ることになります。

情報を発信していくことで、多くの人に見てもらえるのです。

収益化には時間がかかる

SNSは、多くのユーザーがプライベートで利用するものなので、すぐに収益化というのはできません。

「ちょうど弁護士に相談したかったんです」という人は少ないでしょう。

短期間での収益化をしたいなら、リスティング広告などを利用したほうがいいでしょう。

相談が得られる

SNSはすぐには集客につながりませんが、多くの人に自分の存在を知ってもらえ、必要な時に声がかかるようになります。

例えば、弁護士が必要という時に、ダイレクトメッセージで相談がもらえたりするようになります。

SNSである程度有名になり、弁護士としてのブランディングをしておくことで、引き合いが得られるのです。

実際、SNS上の有名人が「こんなことでトラブってるんだけど、いい弁護士しらない?」というような投稿をしているのを見たことがあるのではないでしょうか?

ただ、本気で弁護士に依頼することはないけど、ちょっと聞いてみたいという質問が増える可能性があるので注意しましょう。

MEO対策

MEO対策
「MEO」とは、「マップエンジン最適化」の略です。

Google検索で、「東京 法律事務所」のように地名を含むワードで検索してみてください。検索結果の上部にマップが表示され、3つの法律事務所が表示されると思います。

この検索結果の上部に表示したり、Googleマップで表示されるように対策することをMEO対策というのです。

手間がかからない

MEOというのは、「Googleマイビジネス」というサービスを利用します。

Googleマイビジネスに登録し、本人確認を行い、法律事務所の情報を登録するだけで、検索結果で表示されるようになります。

管理画面に入れる情報は少ないですし、簡単な作業でできるので、手間がかかりません。

本人確認には時間がかかりますが、それ以外の作業はとても簡単なので、まずやってみることをおすすめします。

集客につながりやすい

検索結果でマップが表示される部分というのは、検索結果の上部に表示されるので、3枠のなかに入ればかなり目立ちます。

大きな割合の人がここを見るので、地名での検索で上位に表示できれば、多くの人に見てもらえます。

そして、地名で検索しているような人は、弁護士事務所を探す段階の人なので、集客につながりやすいといえます。

MEOを行うことで、手間や費用をかけずに集客を増やせるのです。



ブログ・オウンドメディア

弁護士のオウンドメディア
公式サイトのなかに作る「ブログ」や、別のサイトとしてメディアサイトを作る「オウンドメディア」の戦略は、自社で記事を作成して集客を行います。

自分たちで記事を作るので、内容をコントロールしやすいですし、作成したページは自社の資産として残ります。

ブログやオウンドメディアは自社のブランディングができるだけでなく、大きな集客効果を生む方法でもあるのです。

成約を増やせる

ブログやオウンドメディアというのは、他の方法ではアプローチできないユーザーに見てもらえる方法であり、成約を大きく増やせる可能性があります。

例えば、あなたが離婚をしたいと思っていて検索をするとします。

その時、「離婚 方法」「離婚 費用」などと検索して、検索結果の一番上に出てくるサイトを見ると思います。

ここに、あなたのブログやオウンドメディアを表示するのです。ユーザーは知識を得るとともに、あなたの法律事務所のことを知り、問い合わせをすることになります。

情報を提供することで、集客ができ自社のブランディングもできるのです。

集客力が大きい

ブログやオウンドメディアでは、あらゆるキーワードに対して、ページを作成することができます。

コーポレートサイトでは、地名などの特定の検索キーワードで上位表示化することはできても、「離婚 方法」「離婚 費用」などのキーワードで表示することはできないでしょう。

ブログやオウンドメディアであれば、法律用語やユーザーの悩みなど、様々な検索キーワードに対してコンテンツを作ることができます。

それによって、幅広い検索キーワードで集客をすることができるのです。

差別化ができる

弁護士業界というのは、競合他社と比較して自社を差別化するのが難しい業界です。

弁護士というのは、基本的に人材に頼るビジネスであり、販売するモノがあるわけではありません。モノの性能や素材で差別化ができないのです。

他社よりも差別化するとしたら、人材やサービスで比較するしかないですよね。となると、差別化できるポイントは、これまでの「実績」や「評判」「経歴」くらいしかないでしょう。

しかし、ブログやオウンドメディアで情報を発信していくことで、「知識」や「ノウハウ」において差別化ができるようになります。

自社独自のノウハウを提供しているブログを読んだら、この弁護士は詳しいし、勝つためのノウハウを持っていると思いますよね。

リーズナブル

オウンドメディアはサイトをひとつ作ることになるので、ある程度の費用はかかりますが、ブログであればリーズナブルに作ることができます。

そして、ブログの運用は記事を書いていくだけなので、比較的コストがかからない方法といえます。

自社で記事を書けば、コストは人件費だけしかかかりません。もちろん、SEOに強い記事を外注するとなると、1記事2~3万円はかかってくるので、トータルのコストは膨らんできます。

しかし、ブログの場合は作ったページが資産となり、延々と集客を生み出してくれます。

弁護士ブログ・オウンドメディアの例

弁護士ブログの例を挙げておきます。こういったメディアでは実績をあげているものもありますし、集客のイメージができるでしょう。

Legal Mall

Legal Mall」は、ベリーベスト法律事務所が運営する法律情報のオウンドメディアです。

法律関係のお悩みや法律の解説をすることで、膨大なアクセスを生み出しています。サイト開設から約5年で、月間212万PV、月に4,400件以上のお問い合わせを獲得しているメディアです。

1000以上の検索キーワードで、検索結果の3位までに入っているようです。

弁護士のWEB集客方法の比較表

ここまで紹介してきた、弁護士のWEB集客方法の特徴を表にまとめました。

このデータは、あくまで私の感覚値となりますので、参考にする程度で見て頂ければと思います。

コスト準備期間成果が出るまでの時間集客力必要性
コーポレートサイト30万~70万円3~6か月短期
リスティング広告自由短期短期
ポータルサイト月5~10万円短期短期
比較サイト50~100万円3~6か月長期
SNS無料短期長期
MEO対策無料短期短期
ブログ・オウンドメディア月20万円~長期長期



まとめ

弁護士がWEBから集客をする時に、利用できる方法と特徴を解説してきました。

それぞれ一長一短ありますが、本気で集客をするためには、ある程度のコストと期間は覚悟する必要があります。

おすすめの手順としては、まずコーポレートサイトを作って土台を作り、無料のMEO対策を実施。

次に、ブログやオウンドメディアを作りながら、リスティング広告やポータルサイトで目下の集客を行います。

リスティング広告とポータルサイトは、ブログやオウンドメディアからの集客ができるようになったら止めます。

オウンドメディアを運用しながらSNSも運用し、相乗効果を狙います。

最後に、競合から顧客を奪ったり、口コミや評判を高めるために比較サイトを作てもよいでしょう。

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