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低品質コンテンツの影響は莫大!早めに理解しておくのが吉

低品質コンテンツとは?SEO

サイト内に低品質コンテンツをたくさん作っていませんか?低品質コンテンツとは、その名の通り、品質が低いコンテンツのことです。

私はSEOの仕事をしていますが、順位が大幅に下がってしまったというお客様から、相談を受けることがあります。

そういったお客様は、低品質コンテンツが原因でペナルティを受けたり、評価がされていないことが多々あります。

ここでは、SEOの現場で働いている私が、低品質コンテンツとは何か、よくある例、低品質コンテンツの見つけ方、対策方法を解説します。

低品質コンテンツとは?

低品質コンテンツが問題だと言われることが多いですが、いったいどういう意味なのでしょうか?

低品質が悪い影響を与えるなら、その意味を知っておいて、自分がサイトを作る時に活かしておいた方がいいですよね。

低品質コンテンツの意味は?

WEBページの「内容」や「中身」のことをコンテンツといいます。WEBページの中のテキストや画像、動画など、ページ内の情報をすべて「コンテンツ」というのです。

つまり「低品質コンテンツ」とは、このコンテンツのレベルが低いということです。

Google検索の目的は、ユーザーの検索に対してベストな回答を提示することです。

例えば、名古屋でインプラントを受けられる歯医者さんを探していたとして、「名古屋 インプラント」と検索した時に、インプラント専門医のサイトが表示されたらそのサイトを見ると思います。

これは検索ニーズに対してベストな回答ができていますよね。

逆に、検索結果にインプラントをやっていない医院ばかりが表示されたら、これはニーズに回答できていません。

このように、ユーザーの検索に対して満足な回答を提示できれば、ユーザーはまたGoogle検索を利用してくれるでしょうし、回答できないとGoogle検索を利用しなくなります。

Google検索の利用者が増えれば、それだけGoogleが得る広告収入も増えます。

だからこそGoogleは、ユーザーの検索にベストな回答をするコンテンツを評価して表示するのです。

一方、ユーザーの検索意図に最適な回答ができない低品質なコンテンツは敵であり、検索結果に表示したくないのです。

低品質コンテンツの定義

Googleの品質評価ガイドラインによると、品質の低いコンテンツは以下と解説されています。この資料は、アイレップによって翻訳されたものがあります

この資料によると、低評価ページは以下のように定義されています。

  • E-A-Tの裏付けがない。Webサイトが「トピックについて専門性がない」「トピックについて、権威性・信頼性がない」の一方あるいは双方に該当している
  • メインコンテンツの品質が低い
  • ページの目的に対して、メインコンテンツが不足している
  • メインコンテンツはあるが、広告やその他の要素・機能によって使いにくい
  • Webサイトの目的に対して、Webサイトに関する情報が不十分(匿名であるための正当な理由がない)
  • Webサイトに否定的な評判がある

また、「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」には、Googleが考える質の高いコンテンツが説明されています。

このガイドに反するようなコンテンツは、低品質コンテンツと考えてよいでしょう。

  • 興味深く有益なサイト
  • 読者が求めているものを把握して提供する
  • 読みやすいテキストを記述する
  • トピックを明快に整理する
  • 新鮮な独自のコンテンツを作成する
  • 検索ではなくユーザーに合わせてコンテンツを最適化
  • 専門性と権威性を明確にする
  • テーマに応じた適切な量のコンテンツを提供
  • 気が散る広告を避ける
  • リンクを上手に使う
  • 画像を最適化する

反対のコンテンツとは以下のようなものでしょう。

  • 興味を持てず、価値のないサイト
  • 読者が求めているものが把握できていない
  • 読みづらい文章
  • 見出しなどでトピック整理されていない
  • 新しくもなく、独自性のないコンテンツ
  • ユーザーに向けてではなく検索エンジンに向けたコンテンツ
  • 専門性と権威性が明確でない
  • 多すぎたり少なすぎるコンテンツ
  • 広告がたくさん入っているページ
  • サイト内部・外部でリンクを適切に得られていない
  • 画像が使われていない、画像が最適化されていない

これらをまとめると、低品質コンテンツとは、要は「信頼性や権威性・専門性がなく、読みにくく、ユーザーのためにならず、読む価値がないコンテンツ」が定義となります。

低品質コンテンツによる影響とは?

低品質なコンテンツは、ユーザーの検索意図にこたえられていないコンテンツであると説明しました。

この低品質なコンテンツによって、ページやサイトはどのような影響を受け、Googleからどのような扱いを受けるのでしょう?

低品質コンテンツのページはSEOで悪影響

2011年の「パンダ・アップデート」によって、低品質コンテンツのページ自体や低品質コンテンツをたくさん含むWEBサイトの順位が、大幅に下げられることになりました。

この背景には、スパムサイトが品質の低いページを大量に作ってSEOの評価を上げていたという状況があります。

その状況を改めるために、低品質なコンテンツを評価しないようにアップデートが行われたのです。

近年Googleは、ページやサイトを評価する時にコンテンツをより重視するようになりました。

以下の動画のなかで、Googleのアンドレ・リパッセ氏が、検索アルゴリズムのなかで最も重要性が高いのはリンクであり、次に重要なのはコンテンツであると発言しています

つまり、SEOにおいてコンテンツはとても重要なのです。コンテンツの品質が低ければ、検索結果でいい順位を取ることは難しいのです。

低品質コンテンツはサイトへも悪影響

低品質コンテンツによって、ページが検索結果でよい順位を取れないだけでなく、もっと悪影響を受けます。

低品質コンテンツにおける悪影響にはどのようなものがあるでしょうか?

まず、低品質コンテンツがたくさんあると、WEBサイトがGoogleからペナルティを受ける可能性があります

Googleはペナルティを与えた場合に、マイナスポイントを与えて順位を下げます。

ですので、ペナルティを受けると、サイト全体の評価が下がり、多くのページの検索順位が大幅に下がります。

次に重い対処としては、インデックスからの削除です。これが行われると、サイト自体がインデックスから削除されて、全く検索にヒットしなくなります。

サイト名で調べても検索結果に表示されない、という事態になるので注意してください。

これは大量に作った低品質ページが、悪質なスパムに利用されていたと見なされた時に起こります。

どれ位の低品質コンテンツで影響がある?

低品質コンテンツが多少あるくらいでは問題にならない、ということをGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は述べています

では、どれくらい低品質コンテンツがあると影響を受けるのでしょうか?それに対しても、以下のように言及しています。

気を付けたいのは、サイト内のコンテンツの大部分が薄っぺらくて低品質な場合だ。こうしたサイトは Google が問題視するかもしれない。

巨大なサイトを運営していて一部分がそれほど良いコンテンツでないことがわかっていたとしても、普通は問題ない。

サイト内の80%や90%が低品質のコンテンツの場合には問題になるけれども、10%程度低品質なページがあるのは問題ないと説明されています。

ですので、ページ数というよりは、どれくらいのページの割合で低品質コンテンツがあるかを気にするようにしましょう。

私のクリニックのお客様でも、掲示板コンテンツが影響して、1万ページ中9500ページが低品質コンテンツの場合に検索結果で大きく下げられました。

ですが、1000ページ中300ページくらいが掲示板のサイトは影響がありませんでした。

低品質コンテンツの例

低品質コンテンツにはどのようなものがあるか挙げておきます。

自分のブログやサイトに、こういったコンテンツがないかチェックしておきましょう。

私は、これまで仕事で多くのお客様のサイトをチェックしてきましたが、低品質になりやすいコンテンツは確かにあります

こういったよくある低品質コンテンツがサイト内にないか、あらかじめ調べておきましょう。

特に、低品質コンテンツとなるページが大量にある場合には注意が必要です。

  • 用語集
  • よくある質問
  • 電話帳や住所データを使った大量生産ページ
  • 地域名の掛け合わせで作った大量生産ページ
  • 店舗詳細ページ
  • 商品詳細ページ
  • 掲示板ページ
  • サイト内検索結果ページ
  • キーワードを詰め込んだコンテンツ
  • 文字数が少ないブログ

用語集、よくある質問

「用語集」や「よくある質問」は便利なコンテンツです。

私もサーバーを借りる時や定期購読サービスを利用する時に、よくある質問を利用しましたし、わからない言葉があった時に検索したら用語集が出てきます。

ただし、用語の解説が短文だったり、ひとつの質問で1ページ作られているような場合は、内容が薄すぎて不便ですよね。

こういったコンテンツは、低品質コンテンツになりがちです。

こんなページは、リライトでテキストを増やすか、1ページにまとめなくてはなりません

元のページからリダイレクトをかけるのも忘れないようにしてください。

自動生成ページ

電話帳のデータや住所のデータ、地域名の掛け合わせで自動的に作りだしたページは低品質コンテンツになりがちです。

こういったページは自動生成で決まった項目だけを表示し、コンテンツ量が少なく、低品質コンテンツと判断される可能性があります。

そもそも、自動生成ページはGoogleのガイドライン違反です。

テキスト枠を設置するなどして、オリジナルなテキスト追加しましょう

自動生成ページで流入がないようなページは、削除やnoindexを付与するのもよいです。

店舗・商品詳細ページ

店舗詳細ページやECサイトの商品詳細ページも、低品質ページとなる可能性が高いです。

住所や電話番号だけの店舗ページや商品のスペックと価格、商品番号だけの商品詳細ページはユーザーの役に立ちませんし、他のサイトと重複コンテンツになる可能性があります。

これらのページには、スタッフやバイヤーによる説明文を入れると共に、お客様の声や事例などを入れてオリジナルなページにしましょう。

掲示板ページ

掲示板に質問を書け、回答がもらえる掲示板機能のページも低品質コンテンツとなりがちです。

多くの人が質問をするのでページ数は増える傾向にありますが、質問は短文であることが多いですし、回答も短文しか入っていないことも多いです。

このように、ページあたりのコンテンツの量が少ない低品質コンテンツがたくさん生まれるとサイト全体の評価を下げられることがあります。

質問を1ページにまとめられるようにしたり、質問ページにはnofollowタグを入れるようにしましょう。

サイト内検索結果ページ

サイト内検索があるサイトの場合、この検索結果ページがインデックスされると低品質コンテンツになる可能性もあります。

一般的に検索結果というのは、リンクの羅列であり、オリジナルのテキストがほとんど入っていません。

つまり、差別化もできていませんしユーザーの検索意図に回答できていません。低品質コンテンツになる可能性があるのです。

技術ガイドラインでは、サイト内検索結果はインデックスさせない方法が推奨されています。

キーワードを詰め込んだコンテンツ

キーワードを詰め込んだコンテンツのページも評価が厳しくなります。

スパムサイトは以前は、意味をなさない文章のなかにキーワードを詰め込んでいましたので、そういったコンテンツが低評価となっていました。

しかし、現在は普通の文章のコンテンツでも、キーワードの割合が異常に高い場合には詰め込みコンテンツと評価されることがあります。

そのキーワードでの検索での他のサイトやビッグデータと比べて、異常にキーワードが使われていると、それは意図的にキーワードを詰め込んでいると判断される可能性があるのです。

文字数や内容が少ないブログ

企業やクリニックのブログでよくあるのが、文字数が少なく内容も薄いブログです。

こういったブログは、「ランチに〇〇食べました」「こんなお店がオープンしました」「〇〇日は休業します」などの内容のブログが多いです。

正直自社のビジネスと関係ないですし、ユーザーの検索ニーズもありません。

文字数が少なく、内容が薄いのでGoogleからは低品質コンテンツと評価されてしまう可能性があります。

こういったコンテンツは長年少しずつ増えていき、最終的には大量のページ数になります。

削除する際にも注意が必要なので、早めに対処するようにしましょう。

低品質コンテンツの見つけ方

低品質コンテンツは早めに見つけて対処をすべきです

ただ、膨大なページ数がある場合に、1ページずつチェックをしていくのは困難ですよね。ここでは、負担なく低品質コンテンツを見つける方法を紹介します。

検索流入があるかをチェック

SEOアクセス
低品質コンテンツを見つけには、見ているユーザーがいるかどうかを調べるのがよいです。

ページの流入数が少ない、もしくは全くないページは、残念ながらGoogleから評価されていません

ここでは、「Screaming frog seo spider tool」と「Google Analytics」を利用して、低品質だと思われるページを見つけます。

Screaming frog seo spider tool

「Screaming frog seo spider tool」というツールで、サイト内にあるページのURLを抽出することができます。

このツールで抽出した全ページのURLの中から、アナリティクスのデータと照合して、アクセスのないページを見つけます。

Screaming frog seo spider toolを開き、上部にある入力欄に自分のサイトのURLを入力して「Start」をクリックしてください。

上部にある「Filter」をクリックして、「HTML」を選択し、「Export」ボタンを押してCSVファイルをダウンロードしてください。これで全ページのURLを抽出できました。

Screaming Frog

このツールの使い方は以下で解説しているので参考にしてください。

Google Analytics

次に、Google Analyticsを開き、左メニュー「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」→「Organic Search」をクリックします。

次に、グラフの下の「プライマリディメンション」で「ランディングページ」をクリックします。これで検索からの流入があるページがすべてわかります。この一覧をページ上部の「エクスポート」からCSVファイルをダウンロードします。

SEOライティング

全ページの中から、Google AnalyticsにないページのURLを見つけ出します。Excelでcountif関数を利用することで、ふたつのデータを照合して、流入が全くないページを見つけ出せます

セッションをチェック

検索流入がないページだったとしても、ページ内リンクによって流入があるページもあります

このようなページはユーザーにとって役に立つコンテンツの可能性もありますので、低品質コンテンツではありません。

ジョン・ミューラー氏も次のように述べています。

気を付けることがひとつあるとしたら、検索トラフィックが少ないという理由からそのコンテンツが悪いからに違いないと考え、削除しようとすることだ。

たいした検索トラフィックがなかったとしてもまったく問題ないときもある。検索するユーザーが単に少ないだけかもしれない。

検索トラフィックがなかったとしても、ユーザーに価値のあるページはあるのです。

これを見つける方法としては、アナリティクスでページのセッションを確認します。左メニューの「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」をクリックで何らかのセッションがあるページを見つけられます。

このデータを上のデータと比較することで、検索流入がなくセッションが全くないページが抽出できます。

低品質コンテンツの対策方法は?

低品質コンテンツを見つけることが出来たら、以下の3つの選択肢から対策をしていきます。

  • 改善
  • noindex
  • 削除

各コンテンツの状態によって、3つから最適なものを選んでいくことになります。

改善

改善とは、低品質コンテンツを修正したり、文章を追加したり、ページを統合することでコンテンツの質を高める処置であり、Googleも推奨しています。

Google の John Mueller(ジョン・ミューラー)氏は、以下の動画で低品質コンテンツの対処法を述べています。

大量のページをサイト内に作って分散させるよりも、少数ページにまとめて本当に強いページを作ることを推奨する。自分が提供したいと思う情報を掲載して、高品質なランディングページを作ったほうがいい。

内容が薄いページが大量にある場合には、ページを統合してひとつのコンテンツ量が多いページにするのがいいということです。

伝えたいことがあってコンテンツを公開したのだから、破棄するよりも再生する方がよいと考えられます。

修正やリライトの方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

noindex

ページの内容が薄く、検索からの流入が見込めない場合に、Googleにインデックスさせないけれどサイト内には残しておきたいという場合に利用します。

お知らせページやアイテムが羅列されたリストページなどです。内容は薄いけれどもサイト内のユーザーには便利です。こういったページは、noindexで対応するのがよいでしょう。

ページ削除・リダイレクト

最後は削除という方法です。改善するのが理想ではありますが、改善も難しく、noindexでサイト内に残す必要もないというページもあるはず。

その場合は削除するしかありません。特に、大量に低品質ページを作ってしまっている場合には、全ページを改善することはできません。早めに削除して整理した方がいいです。

ただし、大量のページを一気に削除すると、Googleはそれを異常だと認識します。これはスパムサイトなど、怪しいサイトがやりがちな行為だからです。

削除を行う場合には、1か月に100ページ以内に抑えるなど、あまり大量にはやりすぎないようにしましょう。

また、削除するときには似た内容のページへリダイレクトするようにしましょう

まとめ:低品質コンテンツの対処は必須

低品質コンテンツの定義、低品質コンテンツによる影響、低品質コンテンツの見つけ方・対策方法を解説してきました。

低品質コンテンツがたくさんあると、どんなSEO対策をやっても順位が上がらなくなりますし、検索結果にまったく表示されなくなったりします。

GoogleはE-A-Tや検索品質評価ガイドラインなどで、低品質コンテンツの条件を明確にしています。

この基準にしたがって、すみやかに低品質コンテンツを見つけて対処しましょう。

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