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低品質コンテンツの意味・見つけ方・対処法すべてを解説!

低品質コンテンツとは?SEO

あなたはサイト内に低品質なコンテンツをたくさん作っていませんか?

私はSEOの仕事をしていますが、順位が大幅に下がってしまったというお客様から、相談を受けることがあります。

そういったお客様は、低品質コンテンツによってペナルティを受けていることが多々あります。

ここでは、低品質コンテンツとは何か、低品質コンテンツの見つけ方、対処の仕方を解説します。

低品質コンテンツとは?

まず低品質コンテンツとは何でしょうか?低品質コンテンツの意味を解説するとともに、どのような悪影響があるのかを解説します。

低品質コンテンツの評価が下がった

2011年に実施された「パンダ・アップデート」によって、低品質なコンテンツの評価が大幅に下げられました。

低品質なページは検索結果で上位に表示されなくなり、低品質なページをたくさん持つWEBサイトも、SEOの評価を得られなくなったのです。

この背景としては、スパムサイトが品質の低いページを大量に作ることで、SEOの評価を上げていたという状況があります。その状況を改めるために、低品質なコンテンツは評価がされなくなったのです。

では、「低品質なコンテンツ」とは、どのようなコンテンツのことをいうのでしょうか?まずはそれを定義します。

低品質なコンテンツとは

Googleが考える低品質コンテンツとは、どのようなコンテンツでしょうか?そのヒントは、「検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド」にあります。

このガイドでは、Googleが考える質の高いコンテンツが説明されています。つまり、この反対が低品質コンテンツと考えてよいと思います。

Googleがガイドで解説する、高品質のコンテンツが持つ要素は以下です。

  • 興味深く有益なサイト
  • 読者が求めているものを把握して提供する
  • 読みやすいテキストを記述する
  • トピックを明快に整理する
  • 新鮮な独自のコンテンツを作成する
  • 検索ではなくユーザーに合わせてコンテンツを最適化
  • 専門性と権威性を明確にする
  • テーマに応じた適切な量のコンテンツを提供
  • 気が散る広告を避ける
  • リンクを上手に使う
  • 画像を最適化する

つまり、この反対の要素であるコンテンツというのは、低品質と判断される可能性があります。反対のコンテンツとは以下のようなものです。

  • 興味を持てず、価値のないサイト
  • 読者が求めているものが把握できていない
  • 読みづらい文章
  • 見出しなどで整理されず、あらゆるトピック
  • 新しくもなく、独自性のないコンテンツ
  • ユーザーに向けてではなく検索エンジンに向けたコンテンツ
  • 専門性と権威性が明確でない
  • 多すぎたり少なすぎるコンテンツ
  • 広告がたくさん入っている
  • サイト内部・外部でリンクを適切に得られていない
  • 画像が使われていない、画像が最適化されていない

これらをかみ砕いて説明すると、低品質コンテンツとは要は「読みにくく、ユーザーのためにならず、読む価値がないコンテンツ」ということになります。

低品質になりやすいコンテンツ

私は、これまで仕事で多くのお客様のサイトをチェックしてきましたが、低品質になりやすいコンテンツというのも確かにあります

これらはシステムで作ったりするので、どうしても内容が薄くなり低品質コンテンツになりやすいのです。サイトを作る時には、このようなコンテンツがないかをチェックしましょう。

  • 用語集
  • よくある質問
  • 電話帳や住所データを使った大量生産ページ
  • 地域名の掛け合わせで作った大量生産ページ
  • 店舗詳細ページ
  • 商品詳細ページ
  • 掲示板ページ
  • サイト内検索結果ページ

用語集、よくある質問

用語集は、専門的な内容をわかりやすく、一般ユーザーに説明するにはよいコンテンツです。

ただし、用語の解説が短文で終わっているようなコンテンツは低品質コンテンツになってしまいます。

そのような場合には、リライトでテキストを増やすか、1ページにまとめてしまいましょう

統合後は、元のページからリダイレクトをかけるのを忘れないようにしてください

自動生成ページ

電話帳のデータや住所のデータ、地域名の掛け合わせで自動的に作りだしたページというのは、ほとんどコンテンツが入っていないことも多く、低品質コンテンツと判断される可能性があります。

そもそも自動生成ページというのは、Googleのガイドライン違反です。

このようなページには、テキスト枠を設置するなどして、オリジナルなテキスト追加しましょう

流入がないようなページは削除やnoindexを付与というのも手です。

店舗・商品詳細ページ

店舗詳細ページやECサイトの商品詳細ページなどに、同じ内容が少しだけ入っているページをよく見ます。

店舗詳細ページなら住所や電話番号だけ、商品詳細ページだと商品のスペックと価格、商品番号だけが記載されているものです。これらも低品質ページとなる可能性が高いです。

スタッフやバイヤーによる説明文を入れると共に、お客様の声や事例などを入れてオリジナルなページにしましょう。

掲示板ページ

ユーザーが質問をして、企業側が回答するという掲示板機能を持ったサイトをたまに見かけます。

このような掲示板は、各質問ごとにページが作られる場合、コンテンツが薄くなってしまいがちです。

質問が1ページにまとめられるようにしたり、質問ページにはnofollowタグを入れるようにしましょう。

サイト内検索結果ページ

サイト内検索があるサイトの場合、この検索結果をインデックスさせているサイトがあります。

サイト内検索はユーザーが検索する数だけページが生成されますが、基本的にページの内容は自動で生成した一覧ページです。

一般的に検索結果というのは、リンクの羅列であり、オリジナルのテキストがほとんど入っていません。つまり低品質コンテンツなのです。

技術ガイドラインでは、サイト内検索結果はインデックスさせない方法が推奨されています。

低品質コンテンツによる影響とは?

低品質コンテンツが多いと、どのような影響があるのでしょうか?

低品質ページがたくさんあると、Googleからペナルティを受ける可能性があります

ペナルティを受けてしまうと、以下のようなかなり大きな影響があるので注意してください。

検索順位の大幅低下

ペナルティを受けると、サイト全体の評価が下がり、検索順位が大幅に下がります。

Googleはペナルティを与えた場合に、該当キーワードなどでの検索に対し、マイナスポイントを与えて順位を下げます。

サイト名で調べても検索結果で上位表示されない、という事態も起こりえますので注意しましょう。

検索結果に表示されなくなる

次に重い対処としては、インデックスからの削除です。これが行われると、サイト自体がインデックスから削除されて、全く検索にヒットしなくなります。

サイト名で調べても検索結果に表示されない、という事態になるので注意してください。

これは大量に作った低品質ページが、悪質なスパムに利用されていたと見なされた時に起こるようです。

どれ位の低品質コンテンツで影響がある?

低品質コンテンツが多少あるくらいでは問題にならない、ということをGoogleのJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は述べています

では、どれくらい低品質コンテンツがあると影響を受けるのでしょうか?それに対しても、以下のように言及しています。

気を付けたいのは、サイト内のコンテンツの大部分が薄っぺらくて低品質な場合だ。こうしたサイトは Google が問題視するかもしれない。

巨大なサイトを運営していて一部分がそれほど良いコンテンツでないことがわかっていたとしても、普通は問題ない。

サイト内の80%や90%が低品質のコンテンツの場合には問題になるけれども、10%程度低品質なページがあるのは問題ないと説明されています。

低品質コンテンツの見つけ方

低品質コンテンツは問題なので、早めに見つけて対処をしないと、後々大変なことになってしまいます

ただ、膨大なページ数がある場合に、自分で見当をつけて探していくのは困難です。

ここでは、負担が少なく低品質コンテンツを見つける方法を紹介します。

検索流入があるかをチェック

SEOアクセス
まず、低品質コンテンツを見つけるのには、検索から流入しているユーザーがいるかどうかを調べるのがよいです。

ページの流入数が少ない、もしくは全くないページは、残念ながらGoogleから評価されていませんし、ユーザーから求められていないです。

ここでは、「Screaming frog seo spider tool」と「Google Analytics」を利用して、低品質だと思われるページを見つけます。

Screaming frog seo spider tool

Screaming frog seo spider toolでは、サイト内にあるページのURLを抽出することができます。

このツールで抽出した全ページのURLの中から、アナリティクスのデータと照合して、アクセスのないページを見つけます。

Screaming frog seo spider toolを開き、上部にある入力欄に自分のサイトのURLを入力して「Start」をクリックしてください。

上部にある「Filter」をクリックして、「HTML」を選択し、「Export」ボタンを押してCSVファイルをダウンロードしてください。これで全ページのURLを抽出できました。

Screaming Frog

このツールは他にも色んな便利な機能があります。以下の記事で解説しているので参考にしてください。

Google Analytics

Google Analyticsを開き、左メニュー「集客」→「すべてのトラフィック」→「チャネル」→「Organic Search」をクリックします。

次に、グラフの下の「プライマリディメンション」で「ランディングページ」をクリックします。これで検索からの流入があるページがすべてわかります。この一覧をページ上部の「エクスポート」からCSVファイルをダウンロードします。

SEOライティング

Screaming frog seo spider toolで出した全ページの中から、Google AnalyticsにないページのURLを見つけ出します。

Excelでcountif関数を利用することで、ふたつのデータを照合して、流入が全くないページを見つけ出せます

セッションをチェック

検索流入がないページだったとしても、他のページからの内部リンクで閲覧されていることがあります

このようなページはユーザーにとって役に立つコンテンツの可能性もありますので、低品質コンテンツとはいえないでしょう。こういったページは削除してしまうとユーザーに不利益になりますので、きちんと区別しなくてなりません。

ジョン・ミューラー氏も次のように述べています。

気を付けることがひとつあるとしたら、検索トラフィックが少ないという理由からそのコンテンツが悪いからに違いないと考え、削除しようとすることだ。

たいした検索トラフィックがなかったとしてもまったく問題ないときもある。検索するユーザーが単に少ないだけかもしれない。

見つける方法としては、アナリティクスでページのセッションを確認します。左メニューの「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」をクリックします。これで、なんらかのセッションがあるページが全て抽出できます。

このデータを上のデータと比較することで、検索流入がなくセッションが全くないページが抽出できます。低品質コンテンツとして次のような処置をしましょう。

低品質コンテンツはどうするのがよい?

低品質コンテンツを見つけることが出来たら、これらに対して対処をしていきます。それには、「改善」「noindex」「削除」という方法が考えられます。

各コンテンツの状態によって、これらの選択肢のなかから最適なものを選んでいくことになります。

改善

改善とは、低品質コンテンツを修正したり、文章を追加したりすることで、コンテンツの質を高める処置です。

これはGoogleも推奨している方法です。理由があってコンテンツを公開したのだから、破棄するよりも再生する方がよいと考えられています。

修正やリライトの方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

noindex

これは、Googleにインデックスさせなくていいけれど、サイト内には残しておきたいという場合に利用します。

お知らせページやアイテムが羅列されたリストページなどです。こういったページはどうしても内容が薄くなりがちです。ですが、サイト内のユーザーにとっては便利なページです。

こういったページは、noindexで対応するのがよいでしょう。

ページ削除・リダイレクト

最後は削除という方法です。改善するのが理想ではありますが、改善も難しく、noindexでサイト内に残す必要もないというページもあるでしょう。

そのようなページは削除するしかありません。特に大量に低品質ページを作ってしまっている場合には、全ページを改善することはできません。早めに削除していった方がいいでしょう。

ただし、大量のページを一気に削除すると、Googleはそれを異常だと認識します。これはスパムサイトなど、怪しいサイトがやりがちな行為だからです。

削除を行う場合には、1か月に100ページ以内に抑えるなど、あまり大量にはやりすぎないようにしましょう。

また、削除するときには似た内容のページへリダイレクトするようにしましょう

まとめ

低品質コンテンツの定義、低品質コンテンツによる影響、低品質コンテンツの見つけ方・対処方法を解説してきました。

ページを自動で生成するシステムを利用している時や、SEOの知識のない格安ライターに依頼している時、「院長ブログ」「お知らせ」のように簡単にコンテンツを作っている時などに、低品質ページは作られる傾向にあるようです。

まずは自分のサイトに低品質ページが大きな割合ないか確認しましょう。

低品質コンテンツも重要ですが、サイト全体のSEOチェックの方法も以下で紹介しています。こちらもよかったら参考にしてみてください。

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