「WEBマーケティングを学びたい!」「WEBマーケティングが仕事で必要になった」というような人は、まず何から学べばいいかわからないと思います。
WEBマーケティングを習得するにはどんな本から学べばいいのか、WEBマーケティングの全体像はどうなっているのかなど、悩んでしまっていませんか?
でも安心してください!ちゃんとした方法で学べばWEBマーケティングは習得できます!
私はWEB業界に入って13年以上になりますが、顧客の売上を最大化するために、これまでにたくさんのWEBマーケティングの本を読んできました。
初めは何もわからなかったので、本当に試行錯誤でした。とりあえず、関係しそうな本を手当たり次第読んでいく、ということをしていましたね。
WEBマーケティング初心者が一番苦労するのが、この「どうやって学ぶか」というポイントです。優れた本を読めば一冊で理解できることも、要領を得ない本だと何冊読んでも理解できません。
だからこそ、ここでは私があらゆる本を読んで学んできた経験から、最も早くWEBマーケティングをできるようになるための本を紹介しようと思います。
WEBマーケティングの学び方
WEBマーケティングを理解するためには、「学ばなくてはいけないこと」と「学ぶための順序」があります。
これを無視して、がむしゃらに手当たり次第勉強したとしても、私のように余計な時間がかかってしまい、遠回りをすることになってしまいます。
WEBマーケティングは、正しい方法で学ぶようにしましょう。
書籍で学んでWEBで実践
WEBマーケティングの情報はネット上にたくさんありますが、初心者向けの基礎は本で学ぶのが良いと思います。
ネットだとどうしても情報が細切れになってしまい、全体を学ぶのに非効率になってしまいます。本であれば体系化して書いてくれているので、ひとつの概念をしっかりと学ぶことができます。
そして、本によって基礎を習得したら、WEBで実践しながら学んでいくのが、もっとも効率が良いです。本で学んだ理論を実践でブレイクスルーしていくのです。
自分の手を動かして本気で実践することだからこそ、知識が身に付きますし、ノウハウを高めることができます。ここで紹介する本を読みながらでいいので、実際にWEBマーケティングを実践してみましょう。
学ぶべきことと学ぶ順序
WEBマーケティングを習得するために学んでおいた方がいいことと、その順番は以下になります。
- 全体像を知る
- WEBサイトの仕組みを知る
- マーケティングを知る
- 顧客心理を学ぶ
- SEOを知る
- リスティング広告・SNS広告を学ぶ
- セールスライティングを学ぶ
流れを説明すると、まずWEBマーケティングにはどんな施策があるのかを知り、何ができるのかを知りましょう。そして、WEBマーケテイングのすべてに絡んでくるWEBサイトの仕組みを知ります。
マーケティングと顧客心理を学ぶことで、正しいマーケティング戦略の立て方を身につけましょう。そのあと、SEOやリスティング広告、SNS広告などの実際のマーケティング手段を学んでいきます。
さらに、こういったWEBマーケティングで成果を出すためにセールスライティングを学んでいきます。
このような流れで学習をすることで、ひととおりWEBマーケティングの基礎が理解できて、実際に施策などができるようになると思います。
すべてをマスターする必要はない
WEBマーケティングを学ぶ方法を説明しましたが、これらを全てマスターする必要はありません。浅く広く知っておくことが大事なのです。
ただ、これらのなかでも自分の得意とする分野はしっかりとマスターしましょう。自分の強みを作ることで、それを軸に、より成果の出る施策を打てます。
SEOが得意なのであればオウンドメディアを使った施策ができますし、リスティング広告が得意なのであれば、広告戦略を軸に施策を考えられます。
初心者はまだ強みなんかがわからないと思うので、本を読みながら「これは面白いな」「楽しそう」などと、自分が興味あるものを見極めていくといいです。
WEBマーケティングの全体像を知れる本
まず、WEBマーケティングの全体像を知りましょう。全体像を知っておくことで、WEBマーケティングでできる施策の選択肢を知ることができます。
どんな手段があるのか、それぞれがどう関わっているかを知っておくことで、各マーケティング手法もより深く理解できるでしょう。
WEBマーケティングにおけるそれぞれの施策の役割分担もわかりますし、より効果的な方法を考えることができます。
はじめてでもよくわかる! デジタルマーケティング集中講義
初心者がデジタルマーケティングを学ぶ時に知っておいた方がいい情報を、広く浅く掲載しています。
ECやSEO、SNS、動画、コンテンツマーケティング、オウンドメディア、メルマガなどのWEBマーケティング手法をその概念からわかりやすく解説。
さらに、顧客心理モデルやローカルビジネスSEO、IoT、シェアリングエコノミーなど、リアル世界でのITの流れもざっくりと知ることができます。
IT業界に関わる前に読んでおくことで、IT業界をざっくりと知ることができます。「こうなってるんだー」「こういう手法があるのね」と知っておくのによいでしょう。
マンガでわかるWebマーケティング 改訂版 ―Webマーケッター瞳の挑戦!
「Web担当者Forum」というメディアで連載されていた漫画「Webマーケッター瞳」を書籍化した本です。
こちらに掲載されているので、書籍を買いたくない人は読んでみるといいです。
WEBコンサルタント、マーケッターとして働く瞳が様々な問題を解決していく姿を見ることで、WEBマーケティングに必要な知識を学べます。
実際の企業における事例を元にストーリーが進むので、現実でも気を付けるべきポイントや現場で使う考え方を学ぶことができます。
ECサイト、O2O、アンバサダーマーケティングなどなど、幅広いテーマを扱いながらもマーケティングの現場で起こりがちなトラブルとその解決策を知ることができます。
漫画だからこそスイスイ読めますし、ストーリーに起伏があるので、本を読むのが苦手な初心者の方にもおすすめの本です!
WEBサイトの仕組みを知れる本
WEBマーケティングの全体像を知ったら、まずはWEBサイトの仕組みを知りましょう。WEBマーケティングのたいていの施策で、WEBサイトを活用することになります。
このWEBサイトがどんな風にできているか、WEBサイトで何ができるかを知っておかないと、最善のWEBマーケティングはできないのです。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
Webクリエイターボックスというブログを運営しているManaさんの書籍です。
このブログは2010年から運営されていて、Webデザインのノウハウを紹介しており、日本のWEB制作業界では有名です。
ブログは高度な情報がメインですが、書籍は初心者向けの内容です。「インターネットとは」「WEBサイトの仕組みとは」「2カラムのレイアウトとは」のような、基礎の基礎から解説してくれます。
テキストエディタやブラウザのダウンロード手順から説明してくれますし、自分でWEBサイトを書く方法もわかるので、一度は読んでおくのがよいでしょう。
いちばんやさしいHTML5&CSS3の教本 人気講師が教える本格Webサイトの書き方
むかーしにお世話になった本です。WEBサイトの仕組みを理解するには、自分で作ってみるのが一番!
実際に手を動かしてWEBサイトを作るための方法を、基本から解説している本です。手順通りに進めることでWEBサイトが作れます。
知識面というよりは、実際に作るときにつまずくポイントなどを解説してくれます。displayやpositionなどの理解しにくいポイントも、丁寧に説明しています。
タグなどの知識を入れた後に、一度WEBサイトを作ってみたい人におすすめの書籍です。
マーケティングを学べる本
次に、マーケティングと顧客心理を学ぶのがいいと思います。WEBマーケティングは、WEBを使ってモノを売ったり集客をしたりしますが、マーケティングを知ることで戦略の立て方を知ることができます。
戦略が間違っていたら、施策で成果は絶対に出ませんので早い段階でマーケティングを学びましょう。
図解 実戦マーケティング戦略
マーケティングの理論ってなんだか難しい…、という人はたくさんいます。私も後輩にマーケティングを学ぶことをおすすめしたことがありますが、実際に勉強するのは10人に1人くらいです。
この本は「Basics理論」というマーケティング理論の説明がされている本です。この理論は色んなマーケティング理論をミックスして、わかりやすくかみ砕いた方法です。
競合・市場、資産、強み、ターゲット、売り文句の5つを考えるだけで、マーケティング戦略を作ることができます。
堅苦しい説明なく、実践でも使えるマーケティング戦略を学ぶことができます。私が読んだなかでは、マーケティングを体験するのに最もわかりやすい理論だと思っています。
初心者はまずこの本を読むことで、マーケティングの考え方を頭のなかに入れましょう。下記の記事でもこの理論を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね!
USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門
P&Gのブランドマネージャーとして働いた後、テーマパークUSJのCMOを務め、USJの業績をV字回復させた森岡毅氏の著書です。
この本では、業績の低迷していたUSJをどうやって回復させたかという事例を軸として、マーケティングの基礎的な考え方やノウハウが丁寧に解説されています。「戦略」と「戦術」の違いや5Cや4Pなどのフレームワークまで、必須のマーケティング概念が学べます。
それとともに、日本のマーケティング事情、マーケターが大事にすべきこと、マーケティングの本質などが語られています。
マーケティング理論の本のように堅苦しくなく、かなりかみ砕かれて基礎が説明されているので、マーケティング初心者が読んでおくといいと思います。
マーケターとしてのキャリアの築き方や、自分がマーケターに向いているかの見分け方なども説明してくれているので、初心者はマーケティングを強みにできるかを判断できます。社会人になりたての人に、特に読んでほしい本ですね!
顧客心理を学べる本
あなたの商品を買うのは誰ですか?お客様ですよね?
だからこそ、顧客がどんなことを考えていて、どんなものを求めているのか、そしてどんなメッセージに影響を受けるのかを知らなくてはなりません。
顧客心理を知るからこそ、マーケティングで行うべき施策が決まり、セールスメッセージも決まってきます。WEBマーケティングをするなら、顧客心理を学びましょう。
シュガーマンのマーケティング30の法則 お客がモノを買ってしまう心理的トリガーとは
アメリカで「伝説のダイレクト・マーケター」と呼ばれていたジョセフ・シュガーマンが、人を動かすためのポイントについて書いた本です。
人を動かす要因を「心理的トリガー」として、あらゆる広告を作ることでわかったトリガーを紹介しています。
「人はブランドネームや商品、または商品を販売している会社になじみがあれば買う可能性が高くなる」「お客は誰もが権威に頼りたがる」「どんなに金持ちのお客であっても、本当に値段相応のものを提供されているか知りたいと思っている」「メッセージに信ぴょう性に欠ける部分があったら、お客に気づかれる可能性は大きい」など、人の心理の特性を紹介してくれます。
マーケティングとは、顧客に行動を起こしてもらうことなので、こういった心理的トリガーを押さえることが必須となります。一番初めに読んでおきましょう。
語り口は軽妙で、「ゴリラ・サバイバル作戦」などの興味を引く見出しが盛りだくさんで初心者でも、楽しみながら読めますよ!
影響力の武器[第三版]: なぜ、人は動かされるのか
私は、この本を初めて読んだ時にはびっくりしましたね。自分がこれまでモノを買っていたのでなく、買わされていたのだとわかりました。
この本では、人の心理の自動的な動きと、その心理を使って人を動かす方法を書いているのです。
例えば、あなたはタダで何かをもらったら、どうにも気持ち悪い感じがしませんか?何かお返しをしたくなりませんか?
こういった心理は、人間が元々備えているものなのですが、これをうまく使って人を操っている人間や企業がたくさんいます。
こういった心理を利用して人間を操る人から、自分の身を守るための術が説明されています。逆に、この本では人間が備えている自動的な心理の動きも知ることができます。
人が持っている心理の癖を知ることで、WEBマーケティングにおいてより影響力を強めることができますよ。ただし悪用は厳禁です。
SEOを学べる本
WEBマーケティングでは、WEBサイトを活用することが多くなります。公式サイトを利用したり、オウンドメディアやブログを活用して集客をしていくのです。
そして、WEBサイトを使う時には、検索エンジン最適化であるSEOによって、検索順位を上げることは必要不可欠です。
また、SEOを学ぶことで、YouTubeなどのように検索エンジンが関わる媒体での、順位の上げ方などもわかります。SEOの基本はぜひ知っておきましょう。
10年つかえるSEOの基本
SEO会社の株式会社ヴォラーレのスタッフが書いた本です。だからといって専門的な話かというとそうでなく、とってもわかりやすくSEOの基本が書かれています。
検索エンジンは何のためにあるのか、SEOでは何が大事なのか、検索キーワードの見つけ方など、SEOをするときの基本的な考え方が丁寧に紹介されています。
「ユーザー目線」のコンテンツの作り方など、SEOで最も大事にすべきところがわかります。
キャラクターによる対談形式なので、スイスイと読めますし、平易な言葉を使っているので初心者でもチンプンカンプンになることはありません。
まずはこの本でSEOの仕組みを知るのがおすすめです。
検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書
2008年発売の本ですが、内容は全然古く感じません。というのも、Googleの基本的な考え方というのは変わっておらず、この書籍ではその基本について詳しく解説しているからです。
SEOをする上では、必ずこの根本の考え方を抑えておくべきです。ただ単に「こうゆうルールだから従う」というのではなく、「なぜこうすべきなのか」の部分を知っておくとSEOですべきことががわかってきます。
そして、この本のすごいところは、Googleがスパムと戦うことでどのように進化してきたかがわかる点です。つまり、どういうことをしたらGoogleから評価されないか、ということまで理解できるのです。
SEOに携わる人は必ず読んでおくべき本ですね!初心者にもわかりやすく丁寧に書かれているので、SEOという言葉を知らなかった人でも読みやすいので安心してください。
リスティング広告・SNS広告を学べる本
WEBを活用するWEBマーケティングにおいては、集客するためにリスティング広告やSNS広告を使うのも有効。
こういった広告手法をタイミングよく利用することで、WEBマーケティングの成果は最大化することができます。ぜひ学んでおきましょう。
リスティング広告のやさしい教科書。
リスティング広告を始めるのに、一番初めに読むのがおすすめの本です。
Google広告やYahoo!プロモーション広告のアカウントの作り方から解説してくれるので、まさに初心者が一番初めに読むべき本だと思います。
広告文の作り方、PDCAサイクルの回し方、アカウント分析など、実際にリスティング広告で施策をする方法を丁寧に紹介しています。
事例などもキャプチャと共に紹介されていて、どうやって試行錯誤をしていくかの道筋を知ることができます。広告システムの思想や今後の方向性なども解説されており、必読の一冊となっています。
ネット広告運用“打ち手”大全 成果にこだわるマーケ&販促 最強の戦略102
Googleのリスティング広告である「Google広告」やFacebook広告は、AIの活用によって大きく進化しています。
以前はキーワードを一つひとつ設定しなくてはいけなかったですが、現代の広告はAIの活用によって、かなり簡単に利用できるようになっているのです。こんな時代だからこそ、AIの活用方法を書いていなくては、ベストな方法はわかりません。
この本では、Google広告とFacebook広告のみに絞って解説してくれています。プランの作り方やコンバージョンの考え方などの根本の部分から、競合との差別化の方法、キーワードの選定の方法、広告文の作り方など実務的なところまで教えてくれます。
初心者には少し難しいかもしれませんが、ベストプラクティスをわかりやすく説明しているのはこの本だけだと思います。この本の後に、より専門的な分析に関する本を読んだり、実践するのが最も身になる勉強法だと思います。
セールスライティングを学べる本
WEBマーケティングをする時に、顧客にアプローチするにはWEBメディアを利用します。
そして、動画以外で顧客にセールスをするには、テキスト情報を活用することになります。文字で顧客にアプローチをするのです。
だからこそ、顧客の関心を引き、顧客が行動を起こすような文章が書けなくてはなりません。セールスライティングの基礎を学んでおきましょう。
人を操る禁断の文章術
メンタリストDaiGoさんの書籍です。文章の目的は、「今すぐ人を行動させること」であるとして、心理学の見地から人を動かすライティングの方法が解説されています。
名文の書き方や心をつかむフレーズの作り方など、初心者でも真似ができる方法がたくさん解説されています。
「伝えたいことは1つに絞る」「〇〇だって人間ですから」という言葉を使うや、人の悩みの9割が集約される「HARM」の利用の仕方など、心理学ならではのマル秘テクニックが盛りだくさんです。
普段メンタリストとして、人の心理を読み、人を動かしている人が書いているからこその説得力があります。人の心理を知ることもでき、日常でも使えるテクニックなので、ぜひ読んでおきましょう。
セールスライティング・ハンドブック
「セールスライターとはタイプライターを前にしたセールス担当者である」「広告のプロとしてするべきことは、最小限のコストでクライアントの売上を上げることだ」という考えから、セールスライティングのすべきことと、本当に成果の出るライティング方法を解説しています。
コピーの長さを決定するためのツールやセールスレターの書き出し方のパターンなど、定型化してくれているので、自分の勘ではなく基準を持って選択することができます。
初心者は、人を動かすためのルールが身に付くまで、この本に従ってライティングをしていくのがよいでしょう。
書くための準備まで細かく説明してくれるので、基礎の基礎から学ぶことができます。私は、この本を読んでこれまでの感覚に頼った書き方から、高い確率で成果がでる書き方を身につけることができました。
初心者には難しいかというとそうではなく、考え方なんかの基本から説明してくれるので、下手な本を読むよりもいいでしょう。
まとめ
WEBマーケティングを学ぶための方法は、良書を正しい順番で読むのが大事であると説明し、実際におすすめの本を紹介してきました。
ここで紹介した本は、すべて厳選した良い本ばかりです。他の本を数冊読む内容を、1冊で理解できると思います。
これらを全部読んだら、あなたはそこら辺のマーケターを超えた知識を身につけられるでしょう。しかもこういった知識は、モノを売るだけでなく、営業や企画、自分のキャリアを考える時にも使えます。ぜひ全てを読破してみるのをおすすめします!
けっこう値段が高い本が多いですが、良書ほど高いですし、その分ほかの本では得られない知識が書いてあります。自己投資が最も効率のいい投資です。ケチらないのがおすすめです。