ブログ記事を上位表示する方法は差別化が鍵【100記事書いてわかった】

ブログでなかなかアクセスが増えないという人は、記事で上位表示できていないのが原因です。

以下のように、ブログで上位表示できないっていう人は多いと思います。

  • ブログをひたすら書いているけど、上位表示できない
  • SEOもちゃんとしてるのにどうもブログのアクセスが増えない
  • アクセスは増えてきたけど、SNSからばかり

大変な労力をかけてブログ記事を書いたのにも関わらず、上位表示できないってショックが大きいと思います。

正直、ブログをやめてしまおうかとも思うはずです。私も同じ状態なので、その気持ちすごくわかります。

ただ、上位表示できないのには理由があります。それがわかれば今後成果を出していけるかもしれません。

私が100記事書いてみてわかった、ブログが上位表示できない理由、上位表示するためのブログの書き方を紹介します。

この記事で紹介する、ブログで上位表示するためのポイントは「差別化」です。

ブログを100記事書いてみた

このブログ「ひと集めアカデミー」を開始してから10か月程が経とうとしています。

これまでにコツコツと書いてきて、先日ようやく100記事を達成しました。

思えば長い道のりでした。仕事の合間を縫って寝る間を惜しんで書いたので、ブログ記事を100記事書くのにかなり時間がかかりましたし、大変でした。

そもそもは、ノウハウや調べたことを書くことでアクセスを増やし、仕事を得るとともに、広告収入も得られたらいいなと甘い考えを持っていたのです。

ですが、やはり現実はそんなに甘いものではなく、みなさんと同じくアクセスがなかなか増えませんでした。





アクセスが増えない→検証すべし

何かを試して成果が出ない場合には、そのやり方が間違っているということ

100記事というキリの良い所で、アクセスが増えない原因を一度振り返ってみます。

現在のアクセス数は?

現在のアクセスは1日100ユーザーくらいです。せっかく100記事も書いたのに100アクセスかい、ってなもんですね…。

上位表示している記事は11ページです。100記事書いて11ページなので、かなり打率低いです。。

このように、書いた記事のなかでも、上位表示している記事と全く検索に表示されていない記事がありました。

これらの記事を比較するとともに、書いてきた記事を見直すことで、何が悪かったのかを検証しようと思います。

ブログ記事を検証してみた

成果が出ない場合には、何が悪いのか検証しないといけませんよね。それを修正してPDCAを回していかなくてはいけません。

まず、こちらの記事『祭りの屋台で儲ける方法!テキ屋は意外と儲かる?』は、私のブログのなかでもアクセスがあるページであり、「屋台 儲かる」「屋台 集客」の検索で上位表示しています。月間では500くらいアクセスがあります。

一方、『検索順位が決まる仕組みとは?「Googleの本質」から解説』は、まったく検索結果にヒットしないアクセスのない記事です。

この2つの記事を比較検証してみました。果たして、アクセスがあるページとないページでは何が違うのでしょうか?

ブログ記事を検証した結果→差別化が大事

これらのページを比較した時に気づいたのは、上の記事には他のサイトにないような自分の経験や主張を書いているのに比べ、下の記事ではありがちな内容になっているということ。

下の記事は別に誰でも書けるような内容になってしまっているのに対して、上位表示している記事は私の体験を書いていますし、他にないような主張になっています。

つまり、「他にない」記事であるということが、上位表示のポイントのひとつであると考えられるのです。

実際、色んなキーワードで検索結果を調べてみても、上位表示している記事は他にない記事です。つまり、差別化が大事なのです。





差別化が大事

他にない情報か、他にない主張か、他の記事よりもユーザーの検索に回答できているか、つまり差別化できているかが重要なのです。

上位表示しているブログ記事の例

私の記事ではわかりにくいかもしれませんが、こちらのブログ記事を見るとよくわかります。

これは有名ブロガーのマナブさんのブログ『manablog』の記事ですが、[ブログ 伸びない]で検索したときに上位表示しています。

その主張は、かなり差別化されたものになっていますし、他にない視点で書かれた記事になっています。

論理展開としては、「ブログのアクセスが伸びない」→「キーワードを狙え」→「キーワード順位を測れ」→「書きたいことありきで書いてはいけない」→「有名人の過去記事を読み漁るべし」という流れ。こんなこと書いている記事は他にはないですよね?

ブログでは、「答え合わせ」が大切です。

ブログの鉄則は「キーワード選び→記事案を考える」の順番です

こんな説明も、他にはないおもしろい表現だと思います。こういった他にはない「差別化」が大事なのです。

Googleが重視する差別化

Googleは、検索ユーザーの満足度を上げることを最優先としています。

Google は、当初からユーザーの利便性を第一に考えています。

参考:Googleについて

Googleのミッションが「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすること」であるのに加え、Googleは広告から収益を得ているからです。

Googleは広告での利益を得るためにも、ユーザーに検索サービスを利用してもらわないといけないんですね。

そのためには、Googleが提供する検索結果はユーザーの検索に答えるものでなくてはなりません。

検索結果ではバリエーションが大事

検索結果の画像
だからこそ、Googleは検索結果において、様々なバリエーションの回答を表示します。

1つの回答を検索結果に10サイト並べても、ユーザーが知りたい情報を見つけられる可能性は低いです。

10個の選択肢を見せた方が、ユーザーが答えを見つけられる可能性が高まるのです。

例えば、「東京 名医」と検索したとして、あらゆる意見や医師の選定方法があるはずです。10サイトで選ぶ医師にバリエーションがあった方がユーザーは満足するのです。

検索結果にバリエーションを持たせるためにも、差別化できた他にない主張の記事こそが、上位表示できるのです。

よくある記事、他のサイトで書かれている記事、似たような内容の記事は100位以内にも入れてくれません。

Googleはガイドラインでも「どうすれば自分のウェブサイトが独自性や、価値、魅力のあるサイトと言えるようになるかを考えてみる。同分野の他のサイトとの差別化を図ります。」と書いています。

差別化以外の要素も重要では?

上位表示するためには、もちろん差別化以外にもたくさんの要因が絡んできます。

Hタグや見出し、メタ情報の書き方、画像の利用、サイトの評価などなど、多くの要素が影響します。

しかし、こういったコンテンツ以外の要素というのは、できていなくても上位表示できます。最悪、ルールに沿っていなくても、コンテンツがよければ上位表示できるのです。

現に、私が過去に作ったこちらの記事は、サイトがSEO的に弱いのですが「グルメサイト」というワードで上位表示しています。

これは、Googleがコンテンツをかなり重視しているからです。

コンテンツで差別化をして上位表示すべきなのです。





差別化したブログ記事の作り方

では、差別化するためには、どうやって記事を書けばいいのか。

そのためには、「情報量」「質」「視点」という3つのポイントを抑えましょう。

差別化したブログを作るポイント

  • 情報の量
  • 情報の質
  • 視点

他にない情報量

情報量
「他にない情報量」で差別化ができます。

検索ユーザーが、たくさんの情報のなかから選びたいと思っている場合などは、他サイトよりも情報量を掲載することで差別化できます。

例えば、「アフィリエイト asp 比較」と比較すると、『アフィリエイトASP おすすめ20選徹底比較【ジャンル別】』『アフィリエイトASPの比較一覧|国内35サービスをどこよりも詳しく解説!』などのように、たくさんのASPを比較した記事が出てきます。

ユーザーの代わりに情報を調べて比較してあげる場合などは、他のブログよりも多くの情報を掲載することで、差別化できるのです。

他にない質

情報の質
質においても差別化することができます。

他のブログよりも優れた質の記事を書けば、高く評価されます。

例えば、専門家が書いた記事やデータや引用元がしっかりとした記事、著者だけが体験した経験、ついつい拡散してしまうような内容がおもしろい記事など。

質の高いブログとしては、こちらのブログが参考になると思います。信頼性の高いデータを元に、プロのマーケターが質の高い分析を行っています。

記事の質が他にないくらいに高いと、差別化できて上位表示される可能性が高いです。

他にない視点

情報の視点
差別化においては、量と質のほかに「視点」も大事な要素です。

他にない解決法を提示したり、他にない角度からの提案をするなど、著者独自の視点で書かれた記事は差別化しやすいです。

例えば、こちらの記事を見るとわかりやすいと思います。

この記事では「質の高い記事」=「市場から評価されている記事」というように、著者独自の視点や切り口で論理が述べられています。

このように、斬新な視点で書かれた記事というのは、ユーザーにとっても有益な可能性が高いので上位表示できるのです。

上位表示するブログを書く方法

上位表示するためには、差別化が大事であり、質・量・視点が重要だと説明しました。

ただ、こういった差別化した記事というのは、慣れていないとすぐには書けないと思います。

特に、「他にない視点」は、たくさん記事を書かないと書くのは難しいと思います。そこで、初心者でも差別化した記事が書ける方法を紹介します。

「なんで」を徹底しよう

ブログを書く時には、自分独自の視点でみた、他にない主張を用意する必要があります。

そのためには、自分のなかで思考をして、主張を作らなくてはなりません。そこで役立つのが「なんで」を考えることです。

例えば、「WEB制作会社 選び方」というキーワードで記事を作るときには、「なんであの会社は選ばれているんだろう?」「なんでWEB制作会社を選ぶんだろう」「なんでWEB制作会社の選び方を知ろうと思ったんだろう」などのように考えるのです。

これによって、より自分のなかで思考を巡らせることができます。それによって「WEB制作会社の選び方では予算と実績が大事」のようなありがちな結論ではなく、自分ならではの結論を導きだすことができます。

記事の構成を考える前に、「なんで」を深く考えてみましょう。これを考えられていない人がかなり多いです。

フォーマットを使おう

上位表示するブログ記事を書くためには、フォーマットを利用するのがおすすめです。

特に初心者の人などは、ブログ記事でどのような論理展開をすればいいかわからないでしょう。

そんな時にフォーマットがあれば、フォーマットにあてはめていくだけなので、だいぶ楽になります。私は以下のようなフォーマットに沿って書いています。

  1. 結論:
  2. 理由・根拠・データ:
  3. 具体例・経験:
  4. 反論・デメリット:
  5. 結論の繰り返し:

まず、結論を述べて、その理由や根拠、データを説明します。そして、具体例や自分の経験を語ることで、その主張をより具体的に落とし込みます。

ここまでは自分の主張だけだったので、次に反論やその主張のデメリットを述べます。これによって、反論に対して理解をしめすことができ、より説得力が出ます。最後に結論を再度繰り返しま

このフォーマットを利用することで、情報の量・質・視点の全てを持った記事を書くことができ、上位表示しやすい記事が書けます。

キーワードを厳選しよう

ブログを書く時には、何のキーワードで上位表示をするかを考えなくてはなりません。このキーワード選びによって、上位表示できるかどうかの大部分が決まります。

検索キーワードによっては上位表示している競合が大手サイトや大規模なサイトの場合がありますし、一方では競合サイトが弱い場合もあります。

例えば、このブログではSEOやWEB集客をテーマにしているので、競合サイトがかなりSEOに力を入れていて強くて上位表示しにくいです。

一方、飲食業界などではSEOに力を入れている競合サイトが少ないので、比較的上位表示しやすいです。

記事を書いて上位表示を狙うときには、競合の少ないキーワードを選びましょう。選び方は以下の記事で解説しています。

関連記事

SEOキーワードの選定は、メディアサイトやブログ、公式サイト運営においてとても重要です。ですが、キーワードを選定せずに感覚で記事を作っているメディアも多いです。これは、とてももったいないことです。記事を作る時に正しいキーワー[…]

SEOキーワード選定方法




まとめ

ブログ記事の上位表示においては、「差別化」が最も大事という説明をしていました。

もちろん、SEO的な要素、HTMLや読み込み速度、ユーザーの使い勝手などの部分も大事ではあります。

しかし、やはりコンテンツでいかに差別化した、ユーザーのためになる記事が書けるかが大事になってくるのです。

初心者の人などはいきなり差別化した記事を書くことはできないでしょう。

「真似ぶことは学ぶこと」という言葉があります。まずは上位表示していて、差別化されたブログ記事を真似て書いてみるといいでしょう。

そうすれば、どうすれば差別化した記事が書けるかがわかってくると思います。何度も練習することで、上位表示できる記事を書けるようになると思います。コツコツとがんばってください!

ブログで上位表示する方法
最新情報をチェックしよう!