THE THOR(ザ・トール)はアフィリエイトに使える?メリット・デメリット、口コミを紹介

私は、仕事や趣味でWordPressブログを作って運営しています。

これまでには、様々なWordPressのテーマを使って、10サイト以上のブログを作ってきました。だからこそ、色んなWordPressテーマのメリット・デメリットがわかりました。

そこで今回はWordPressテーマ「THE THOR」を紹介しようと思います。

当ブログでも「THE THOR」を使用しており、私が実際にTHE THORを使ってみて感じた、悪い面も含めた正直な感想を書きます。

アフィリエイトやブログで稼ごうという人にこのテーマが合っているか、THE THORがどんな人におすすめのテーマかを詳しく説明しますのでよかったら参考にしてくださいね。

WordPressテーマ「THE THOR」とは?

まず、THE THORとはどんなWordPressテーマか、ということを解説しておきます。

THE THORは、WEB制作やSEOコンサルティングなどを行っている、千葉県のフィット株式会社が提供するWordPressテーマです。

WEB制作やSEOコンサルで培ったノウハウをTHE THORに注ぎ込んでおり、デザイン・機能・SEOすべてが揃ったテーマといえます。

プロのデザイナーがデザインしているのでデザインがとても美しく、カスタマイズできる部分も多く、リッチなサイトやブログを簡単に作れるのが魅力なテーマです。

他の有料WordPressテーマと比べても、かなり高機能なテーマであり、本気でアフィリエイトやブログを始めたいという人におすすめのテーマです。

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まずは知っておこう!THE THORのデメリット3選

まず、私が「THE THOR」を使ってみてわかったデメリットを書いておきます。

もしTHE THORを使おうか迷っている人がいたら、購入した後に後悔しないためにも、これだけは先に知っておいた方がいいです。

このデメリットを隠している、もしくは気づいていないブロガーさんも多いみたいですが、結構大切なポイントなので頭に入れておきましょう。

管理画面の設定項目が多い

THE THORの管理画面では、設定できる項目がかなりたくさん用意されており、これらをすべて設定するのには若干手間がかかります。

以下の画面を見てください。これはTHE THORの機能の設定をする画面ですが、項目がかなり多いと思います。

The Thorの管理画面の項目

メニューの項目ひとつひとつに対して、さらに設定できるページがあり、全部で90箇所以上の設定すべきページがあります。

各設定ページでは複数の設定項目が用意されており、すべての項目を設定するには、結構な作業量が必要になりますね。

初心者の人などは、用語の意味や表示箇所がわからなかったりするので、少しハードルが高く感じてしまうかもしれません。

このように、管理画面の初期設定に時間がかかるというのが、THE THORのデメリットといえるでしょう。





PageSpeed Insightsの点数が若干低い

もうひとつのTHE THORのデメリットとしては、他の有料テーマよりも「PageSpeed Insights」の点数が低くなる可能性があるということです。

PageSpeed Insightsとは、Googleが提供している、ページの表示スピードをスコアで表示してくれるツールです。

THE THORのデモサイトをこのツールにかけてみます。モバイルで62点、PCで72点です。

もちろん、このスコアはサーバーによっても変わってきますが、この点数は若干低いように感じます。

THE THORのデモサイトの点数

私はTHE THORを使う前は、「Cocoon」という無料テーマを利用していました。その頃はモバイルで70点だったのが、THE THORに変えたところ、同じサーバーなのに59点まで下がってしまいました。

pagespeedinsights 70点

The ThorのPageSpeedInsights

何が速度に影響しているか見てみると、以下のように「最大コンテンツの描画」が問題のようです。

問い合わせの赤

その改善のためには「レンダリングを妨げるリソースの除外」や「使用していないCSSの削除」が有効と書かれています。

たしかにTHE THORでは、たくさんのCSSやJSのファイルが読み込まれていたり、画像がたくさん使われているので読み込みが若干遅くなっているようです。

ただ、これくらいのスコアへの影響は、SEOにおいて問題はないと思われます。Googleの評価では、表示速度が遅すぎる場合には評価を下げられますが、表示が早いからといってSEOでの評価が上がるわけではないからです。

また、PageSpeed Insightsのスコアはベストプラクティスとの比較であり、体感的に遅いというわけではないです。

現に、THE THORを利用したサイトがたくさん上位表示していることからも、問題がないことがわかります。

同じくGoogleが提供している、本番環境に近い環境でモバイルサイトの表示速度を計測する「Test My Site」では、「高速」と評価されます。

実際に自分のスマホで表示しても早いので、SEO的にもユーザーにとっても問題はないでしょう。

ページ送り対応ができていない

あと、あまり影響は大きくないのですが、ページ送りの対応が出来ていないというのはSEO的にデメリットとなります。

例えば、あるカテゴリにたくさんの記事があるときに、「1」「2」「3」というようにページ送りがされると思います。

その時にTHE THORでは、ページ送りの一覧ページのtitleやdescriptionが同じになってしまうのです。

Googleは、重複titleや重複descriptionが多いサイトの評価を下げます。

通常はページ送りの一覧ページには、ページネーションであることを知らせる「link rel=”next”」「link rel=”prev”」を利用したり、canonicalタグを利用するなどして、ページ送りの一覧ページであることを知らせます。

しかし、THE THORではこういったタグの設定がされていません。もちろんGoogleは高度に進化しているので、これくらいで順位が下がるということはないですが、一応正しておいた方がいいです。

WordPressのプラグイン「All In One SEO Pack」を使って、ページ送りページをnoindexにしたり、「Canonical URL をページ送りしない」にチェックを入れてください。





THE THORのメリット10選

THE THORのデメリットを見てきましたが、THE THORにはそれを上回るメリットがあります。ここからは、THE THORのメリットを紹介していきます。

デザインがいい!

まず、他の有料テーマと比べた時のメリットとして大きな点は、「デザインがよい」ということです。

私は以前Cocoonを使っていましたが、唯一の不満がデザインでした。ブログって愛着を持てないと続けるのが難しくなります。

あなたも自分のブログを作る時には、おしゃれで素敵なブログのデザインにしておいたほうがいいと思います。

さらに、ブログで広告収入を得たり、アフィリエイトで稼ぐ場合には、ユーザーにサイトを気にいってもらわないといけません。

THE THORは、WEB制作会社のプロのデザイナーがデザインしているからこそ、デザイン性が高いテーマとなっています。

装飾や余白、文字サイズ、パーツデザインなど、洗練された印象を与えるデザインですね。フォントや文字サイズ、カラーも自分の好きなものに簡単に変更できます。

公式サイトにはデモサイトが9つ用意されており、それに着せ替えることができるので、簡単にデモと同じおしゃれなサイトデザインにすることができます。

デモのデザイン

トップページの機能が充実

THE THORのトップページは、他のWordPressテーマにはない機能がたくさんつけられており、リッチな見せ方ができます。

トップページはサイトの顔であり、トップページをリッチに見せることで、サイトの印象が大きく変わってきます。

THE THORでは、トップページで以下のようなたくさんの機能を表示することができます。

  • メインビジュアル設定
  • メインビジュアル下お知らせ設定
  • カルーセルスライダー設定
  • ピックアップ3記事設定
  • 記事ランキング設定
  • カテゴリ最新記事設定

他の有料テーマでは、これだけの機能が初めからついているものはないですし、トップページのデザインがこれほどリッチなものはないです。

トップページの多機能性、デザイン性でいえばTHE THORは圧倒的だと思います。

THE THORのトップページ

SEO対策が充実

THE THORでは、高いレベルでSEOの対策がされています。

ブログで稼ぐためには、検索結果で上位表示をして、多くのユーザーにブログを訪れてもらわなくてはなりません。そのために必要なのがSEOです。

THE THORでは、以下のような細かなSEO対策までできています。これらは、他の有料テーマにあまり見かけないポイントですね。

  • カテゴリ・タグページで個別にtitle・meta descriptionの設定ができる
  • カテゴリ・タグページに自由コンテンツエリアがある
  • CSSの非同期読み込み
  • imgの非同期読み込み
  • Gzip圧縮
  • HTMLの圧縮
  • HTML・CSSの文法チェックツールで満点を取得
  • 記事本文とパンくずリストで構造化マークアップ

非同期読み込みやGzip圧縮などは、ページの読み込みを早くするために有効ですし、titleやdescriptionの個別設定などは重複を避けることができます。

どんどん仕様の変更や修正が行われる現代のSEOにおいて、最新の対応をしているといえるでしょう。

THE THORのSEOについては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてください。

THE THOR(ザ・トール)がSEO対策に優れている理由7選【実例を元に解説】





読み込みの高速化

ページの表示速度というのは、SEOにおいてもユーザーの使い勝手的にも重要です。

なぜなら表示が遅いとユーザーは見るのをやめてしまうからです。あなたも、ページがなかなか開かないようなサイトは、すぐに見るのをやめますよね?なるべくページの表示速度が早いものを利用しましょう。

上でも書きましたが、THE THORはHTMLやCSS、画像の非同期読み込み、ファイル圧縮の機能が初めからついていますし、ブラウザキャッシュ機能もあり、体感の表示速度が速いです。

また、AMPやPWAなどのGoogleの最新の機能も利用できます。AMPでは、ページの装飾などを簡素化してモバイルページをより早く表示できますし、PWAによってユーザーはアプリのようにサイトを利用でき、表示速度も短縮することができます。

THE THORでは、このようにページの読み込み速度を高速化しているので、SEO的にもよいですし、ユーザビリティも高いです。

会員フォーラムで質問や要望ができる

WordPressにあまり慣れていない人やブログやアフィリエイト初心者の人が、WordPressでブログを作るというのは不安だらけでしょう。

でも安心してください。THE THORは、企業が運営していることもあって、サポート体制が万全です。

THE THORには、購入者だけが見れて質問ができる会員フォーラムがあります。

フォーラムには、「助け合いフォーラム」という掲示板形式のページがあり、ここで質問をすれば利用者や運営元からの回答をもらえます。

助け合いフォーラム

過去の質問と回答も見れますので、だいたいのことは解決できます。

ネット上にTHE THORのノウハウが少ないという声があるようですが、このフォーラムがクローズドだから見つからないのですね。購入者はちゃんと見れますので安心してください。

ただこのフォーラムを運営しているのは、運営元の企業でなく一般の人なので、詳細な答えよりも不親切な回答をされることがあります。初心者は質問の仕方もわからないですので、あまり向いていないかもしれませんね。

表示・非表示の選択肢が豊富

THE THORでは、デザイン要素の表示や機能を利用するかの選択肢がとにかく豊富です。

例えば、下記は選べるなかのほんの少しだけの要素ですが、こんなにも色んな箇所の選択ができます。

  • ヘッダーやメインカラム、ウィジェットを区切るフレームを表示するか、その区切りは線にするかシャドウにするか
  • 見出しのデザインは線にするか、角丸にするか、シンプルなものにするか
  • CTAエリアやシェアボタン、フォローボタンを表示するか
  • グローバルメニューやサーチパネル、検索窓は表示するか
  • 一覧では投稿日や更新日を表示するか、ボタンを表示するか

細かな部分まで選べるので、自分の理想のサイトにできます。

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一覧ページの見せ方が多彩

THE THORでは、一覧ページの見せ方や機能が多彩です。

まず、一覧ページにコントローラーを表示して、ユーザーが自由にソート順やレイアウトを選択できます。

ソート順は「新着順」「人気順」から選べ、一覧の表示形式も「カードレイアウト」「ワイドレイアウト」「通常レイアウト」から選べます。

一覧ページのコントローラー

あと、「NEWマークリボン」「pickupリボン」など、一覧の画像の上にリボンを自動で出すことができるので、ユーザーに読んでほしい記事を読ませることができます。

このように、ユーザーの利便性を高めるための一覧ページの機能がたくさんあるのです。

投稿エディターでの装飾が豊富

THE THORでは、記事を投稿するときのエディターで選べる装飾が盛りだくさんです。

THE THORのエディター

マーカー、ラベル、ボタン、ボックス、区切り線、吹き出し、口コミボックス、レビューボックス、カラム、目次、内部・外部リンクなどなど、必要な装飾はほぼ全て揃っているといえるでしょう。

特に、アフィリエイトをする場合には、口コミやレビュー、ランキングを使用することが多いと思いますが、それらもデフォルトで入っているので楽々です!

さらに面白いのが、アイコンがエディターのなかにはじめから入っているので、こんな風に文中で自由にアイコンを使えるのです。まああまり使わないかもしれませんが^^;





SNS拡散の仕掛けがバッチリ

ブログでは、SNSで拡散されやすいような仕掛けが重要になってきます。

ブログで広告収入を得たりアフィリエイトをして稼ぐ場合には、SNSからユーザーを集めたり、SNSで拡散してもらうのが重要になってくるからです。

また、SNSで拡散されるということは、人気のある記事やブログということですので、SEO効果を得られる可能性もあります。

THE THORでは、TwitterやFaceboon、Instagramはもちろん、LINEやGoogle+、LinkedIn、Pinterestなど、あらゆるSNSのシェアボタンをワンクリックで設置できます。

さらに、フッターの上や固定フッターエリア、プロフィールエリア、記事下の「最新情報をチェックしよう!」など様々な場所にSNS拡散やフォローのボタンを設置することができます。

SNSへの対応が万全といえるのも、このテーマのメリットといえます。

広告の設置が簡単

アフィリエイトやGoogleAdsnseで広告収入を得るには、広告の最適化が必要になります。

広告タグを手動で貼り付けるのは相当面倒ですが、WordPressのテーマによって、広告の設置を簡単にしているものがあります。

THE THORでも、管理画面で共通エリアや一覧ページ、記事ページに表示するAdsense広告の設定ができるようになっています。

広告設定

一覧ページではインフィード広告に対応しており、一覧記事の何番目に表示するかを選択できます。

記事ページでも何番目のHタグの前に入れるか、記事下に2つ広告を表示するかなどを選択することができます。最適な位置に広告を表示できます。

また、広告タグ管理機能があり、Amazonアソシエイトやアフィリエイト商品を簡単に紹介することができますし、リッチな見せ方にすることができます。

このように広告の設置に関しても便利な機能がついているので、本気でアフィリエイトやブログで収益化しようという人にはおすすめですね。

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THE THORの口コミ・評判

ここまでは、私がWordPressテーマ「THE THOR」を利用した時の評価を書いてきました。

しかし、私だけの意見では、偏っているかもしれませんし、私がもっと大きなデメリットに気づいていないだけかもしれません。

ですので、以下ではSNS上にあるTHE THORの口コミ・評判を紹介しようと思います。悪い口コミなんかもすべて掲載しますので参考にしてみてください!













THE THORはブログやアフィリエイト初心者にもおすすめ

ここまで、私が実際に利用してみたデメリットとメリットを紹介してきました。最後にまとめると以下のようになります。

THE THORのデメリット

  1. 管理画面の設定項目が多い
  2. PageSpeed Insightsの点数が若干低い
  3. ページ送り対応ができていない

THE THORのメリット

  1. デザインがいい
  2. トップページの機能が充実
  3. SEO対策が充実
  4. ページ表示の高速化
  5. 会員フォーラムで質問や要望ができる
  6. 表示・非表示の選択肢が豊富
  7. 一覧ページの見せ方が多彩
  8. 投稿エディターでの装飾が豊富
  9. SNS拡散の仕掛けがバッチリ
  10. 広告の設置が簡単

色んなテーマを利用してきましたが、正直、THE THORはデザイン・表示項目・自由度・SEO・使い勝手・カスタマイズ性が、他のテーマよりも全然優れていて、一番使いやすいテーマだと思います。

あと、これらの特徴から、アフィリエイトやブログで稼ぐのに向いているテーマだなー、とも思いました。

ただ見た目をきれいにするための機能ではなく、きちんとユーザーの動線が考えられた機能になっているからこそ、収益が最大化できますね。

有料テーマでは、機能はたくさんついているんですが、あまりユーザーのためになっている機能が少ないものが結構あります。その点、THE THORは素晴らしいです。

実際、まだ私はテーマを変えて1か月ですが、THE THORにしたことで広告のクリック率が上がっています。

最初は、設定項目が多いので初心者にはハードルが高いかと思いますが、各項目に説明が書いてあるのとフォーラムがあるので、WordPressに慣れている人であれば問題ないと思います。本気でやりたい人に特におすすめのテーマです。

販売価格は14,800円なのですが、A8.netのセルフバックを利用すれば、2000円戻ってきます。つまり、実質12,800円で購入できるのです。

いつまでこのセルフバックが利用できるかはわかりませんので、できれば早めにダウンロードしておくといいですよ。

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