自社比較サイト制作

自社比較サイト

ここでは、「比較サイト」という集客方法をご紹介します。

ネット集客には、様々な方法があります。SEO・リスティング広告・アフィリエイト広告・DNP広告・SNS・MEO・オウンドメディア集客・Youtubeなどなど多くの方法があり、さらに現在でも新しい手法が生まれています。私はそのような集客方法を色々試してみましたが、集客が10倍や20倍になったものもあります。

ですが、このような手法は一般的になったことで、多くの競合会社もそういった集客手法を使っています。だからこそ、他社に先んじて集客をするには、他社が行っていない方法も利用していかなくてはならないのです。

そして、あまり多くの会社に知られていないけれども、効果の高い集客方法として「比較サイト」があります。私もこの比較サイトという形式のウェブサイトをこれまでにいくつも作ってきましたが、その効果はハマるとすごいものがあります。

今回は、この比較サイトのメリットと比較サイトの作り方、比較サイトが効果的な会社を解説しようと思います。

比較サイトとは?

チャレンジ
まず、私がおすすめする比較サイトとは、どのようなものかを紹介します。

通常、比較サイトというと「価格ドットコム」のように、商品の価格を比較するランキングサイトのことをイメージすると思います。しかし、ここでいう比較サイトは少し意味が異なります。

ここでの「比較サイト」は、ある企業や商品を自社と比較するサイトのことをいいます。自社のサービスや商品と競合のものを比較して、その違いやメリット・デメリットなどを紹介するサイトのことなのです。

競合と比較して自社を評価することから、便宜上ここでは「自社比較サイト」と呼びます。この自社比較サイトを使って、サービスや商品を競合と比較すれば、自社の強みをより強調して打ち出すことができます。さらに、どの会社に依頼するかを迷っているユーザーに対して、自社を訴求し集客を増やすことができるようになるのです。

自社比較サイトのメリット

自社比較サイトがどのようなものかを説明しましたが、自社比較サイトのメリットとは何でしょうか?

自社比較サイトでは、SEOやリスティング広告、SNSなど他の集客方法にできないことができます。以下でそれを解説していきます。

客観的な見せ方ができる

第三者からの評価
自社比較サイトは、第三者である個人が調査をして比較したWEBサイトです。あくまでWEBサイトを作れる個人が紹介しているという形式なので、その企業が作っているわけではありません。

企業がサイトや広告に掲載する内容は、「私達はこんなに優れてます」「こんなに良い設備を使ってます」「お客様からこんな声をいただいています」とアピールするものばかりです。

しかし、これはあくまで自分たちで言っていることで、本当かどうかは定かではありません。公式サイトでどれだけ体の良いことを言っていても、要はセールス文句になってしまうのです。広告に慣れたユーザーは、そんなアピールには飽き飽きしています。

一方、比較サイトというのは、自社が作るわけではなく、第三者が勝手に調べて比較をしているサイトです。第三者が使ってみた感想や、詳しい人が比較しておすすめしているものを、ユーザーは信頼します。レビューや口コミをユーザーが信用するのと同じですね。

アフィリエイトがあれだけ成長しているのも、同じ理由ですよね。

検索結果で上位表示しやすい

自社比較サイトでは、比較をするために競合の会社を紹介するページをたくさん作ります。そして、会社を比較して、その会社ごとの特徴がひと目でわかるようにします。

さらに、ユーザーに知識を提供して、より詳しく知ってもらうため、業者の選び方やその業界の常識、ノウハウや事例などを掲載します。このように、あらゆる情報がひとつのサイトにまとまっているのが比較サイトなのです。

比較サイトがなければ、ユーザーは自分で色んな会社のWEBサイトやメディアサイトをチェックして、会社の情報やノウハウ、事例を調べなくてはなりません。

比較サイトにはすべての情報がまとまっていて、比較サイトだけを見ればいいので、いちいち多くのサイトを調べる手間をなくすことができます。

ユーザーにとったら、これはとても便利なことですよね。Googleは、ユーザーのためになるサイトを評価し、検索結果の上位に表示します。

このように多くの情報が入っており、ユーザーの手間をなくす比較サイトをGoogleは評価するので、検索結果において上位に表示しやすいのです。

そして、サイトの情報には網羅性があり、専門性も生まれることになります。だからこそ、Googleは評価するのです。

競合の見込み客を奪える

競合のお客
自社比較サイトでは、競合の会社を紹介するページを作成します。そのページでは、競合会社のサービスや強み、会社概要、住所などの情報を詳しく掲載します。

それによって、競合の名前で検索した時や「競合名 評判」「競合名 サービス名」などのキーワードで検索したときに、自社比較サイトのページが検索結果に表示されることになります。ユーザーは競合会社のことを調べていて、比較サイトに訪れることになるのです。

比較サイトでは、競合と自社を比較しています。ですので、その比較結果で自社の方がよいということがわかると、競合に依頼するかを迷っている人は、競合に依頼するのではなく、あなたの会社に依頼するのです。

このようにして、比較サイトでは競合のお客様を奪うことができるのです。

競合と比較して自社に誘導したいけど、あからさまな方法は避けたいという方でも、競合の見込み客を奪うことができるのです。

また、競合との比較をしたくない場合には、上のデザイン住宅のサイトのように「3選」のような見せ方を使えば比較をしなくて済みます。

成約率が高い

成約
比較サイトでは、「地名 工務店」や「地名 インプラント」のように、ニーズが顕在化していて、依頼先を選ぶ寸前のユーザーを集められます。すでに購入することは決定していて、あとは業者を選ぶ段階のユーザーを得られるのです。

そのようなユーザーは、会社の魅力を根拠をもって説明してあげることで購入に至る可能性が高いです。つまり、特定の会社がおすすめという根拠がしっかりと説明された比較サイトは、成約率が高くなるのです。

チラシやテレビCMなどの広告は、幅広い層にアピールするので、購入意欲が低い人にも見られます。ですので成約率が低くなりますし、大量の人に見せてはじめて成約が得られます。

一方、比較サイトというのは、購入意欲の高い人を集めるので、多くの人に見せる必要がなく、少数のアクセスを集めるだけで成約が得られるのです。

信頼性が高い

自分の会社で他社と比較したサイトを作ると、他社を批判しているように見えますし、顰蹙をかい、業界内での評判が下がるでしょう。

ですが、自社比較サイトでは、自社と競合の会社を明確な指標をもって比較します。たとえば、創立年数や対応サービス数、価格など根拠のある指標に基づいて比較をするのです。

比較サイトというとよく、「信頼性:◎」「価格:×」などのように感覚で評価したりしていますが、これでは信頼できませんよね。自社比較サイトであれば明確な根拠を持って比較するのです。

このような比較軸において他社と比較することで、理由なく企業をおすすめしているサイトとは異なり、その企業がおすすめされる証拠がちゃんと提示されることになります。

例のサイトでは、費用やサービスで比較したり、どのようなタイプのデザインにしたいかによって、それぞれの店舗を紹介しています。このように、自社比較サイトはやらせという要素がなく、信頼性が高いので集客として成功しやすいのです。

自社比較サイトに向いている会社とは?

ここまでは、自社比較サイトのメリットを紹介してきました。自社比較サイトは、他の集客方法にないメリットがあるということがわかっていただけたかと思います。

ただし、比較サイトはどのような会社でも効果を発揮するかというと、そうではありません。自社比較サイトで成功する会社に多い条件というのを紹介しておきます。

単価が高い会社

まず、比較サイトを作るには、多くのページがある情報量が多いサイトを作らなくてはなりません。そうしなければユーザーのニーズに答えられませんし、Googleも評価をしてくれません。

このようなサイトというのは、制作するのに多くの工数と労力が必要になります。その分、制作するためのコストは大きくなる傾向にあります。

ですので、比較サイト制作の料金も高くなりますし、比較サイトから得られる利益が比較サイトを作るコストを上回る会社でなくてはペイしません。比較サイトからの利益が大きな会社となると、一件の受注金額が大きな会社となります。つまり単価の大きな会社なのです。

単価が大きな業界といえば、例えば注文住宅やマンション、車、投資、インプラントや矯正、美容外科、ブランド品などが挙げられます。このように、一件の単価が大きな会社は、比較サイトを作って利益を上げられる可能性が高いでしょう。

広告をやり尽くした会社

これまでにあらゆる広告手法で自社のアピールを行ってきたが、他の広告手法を探しているという会社にも、比較サイトはおすすめです。

通常の広告というのは、自社で自社のことをアピールする広告になります。そのような広告では、ユーザーから成約を得られる率に限界があります。

その点、自社比較サイトは第三者が比較した結果として自社をアピールすることができます。それによって、これまでの広告手法では得られなかったお客様からの成約を得ることができます。

自社比較サイトでは、これまでとは異なるターゲット層を狙える可能性があるので、広告手法に手詰まりを感じている企業におすすめです。

強みを打ち出している会社

自社比較サイトでは、競合と比較をして自社をアピールする方法になります。

ですので、競合よりも優れているというポイントを打ち出せている会社でなくては、比較で上位にすることができません。強みであるポイントを比較サイトでも比較することで、競合よりも優れているということが証明でき、集客を増やすことができるのです。

もちろん、SEOや自社サイトの作り込みなどをしっかりと行った会社様の方が成果が出しやすいです。

比較サイトを作るなら、まずは自社の強みを整備し、コーポレートサイトなども整えるようにしましょう。

比較サイトの成果例

このような自社比較サイトは、私が以前勤めていた会社で作っていたものですので、成功事例を出すことができません。しかし、ざっくりどれくらいの成約を得られたかというのはボカして紹介できます。

「地名 注文住宅」で対策したサイト

月間pv:1500pv
公式サイトへの遷移数:50

これは地方の工務店を比較したサイトなのですが、ZEHや価格、間取りなどに強みがあったので、比較ではあらゆるポイントでその工務店をアピールすることができました。大手のハウスメーカーを調べている人を、工務店に転換することに成功しました。

また、その県の地価や人気エリア、学区などを紹介することで潜在ユーザーの検索からもセッションを集めることができました。

「地名 注文住宅」のキーワードでの検索結果で一位を獲得しています。月に1件程度は成約を得ているようです。

「●● 委託」で対策したサイト

月間pv:3000pv
公式サイトへの遷移:100

医療系の施設の運営委託会社を競合と比較したサイトです。ここでは、価格や対応力、サポート内容で他社と比較しました。各

社の価格、対応力、サポート内容を表にすることで、自社の強みがひと目でわかるように見せました。

「●● 委託」のキーワードでの検索結果で三位を獲得しています。こちらも成約が得られているようです。

自社比較サイトの作り方

明確な比較軸を設定しよう

比較サイトを作るときに、根拠のない自分の感覚で比較表を作るのはやめましょう。

ユーザーはかなり注意深くなっていますし、ステマ的な手法には敏感になってします。少しでも恣意的な評価を感じたら、全くその比較を全く信じなくなるでしょう。

比較の指標は、明確に根拠のあるものを利用するようにしましょう。例えば、「価格」や「社歴」「実績数」「社員数」などです。

動線に注意

比較サイトを作るときには、動線をしっかりと練らなくては成約を取ることはできません。

知識を提供しているページや競合の詳細ページから、いかに比較をしているコンテンツに誘導するか、がとても大事になるのです。

例えば、トップページで全ての競合企業と自社を比較した表があるのであれば、下層のページからトップページに移動するように仕向けなくてはなりません。

また、サイト全体の論調として、比較軸が重要であるという風に論調を揃える必要があります。

自社比較サイトとアフィリエイトとの違い

自社比較サイトのメリットや向いている会社などを紹介してきました。自社比較サイトと同じようなサービスとして、「アフィリエイト」があります。

アフィリエイトとは、アフィリエイターと呼ばれる人がサイトなどで商品を紹介し、商品を販売してくれるというものです。商品を紹介してその商品が売れると、その売上の何%かがアフィリエイターにバックされます。

アフィリエイターは実際に商品を使用してその感想や使い心地を元に、競合と比較してランキングを作ったり、商品の口コミを集めたりして比較することがあるので、たしかに比較サイトと似ています。

しかし、比較サイトでは成分や価格、サポート内容など、基準のある要素で比較をします。そこがアフィリエイトと異なるポイントでしょう。

アフィリエイトは自分の感覚的なところに重点を置き、自社比較サイトは感覚だけでなく、より信頼性の高い基準でランキングを作るのでアフィリエイトよりも信頼性が高いと思います。

自社比較サイトの料金

私が自社比較サイトの制作を行う場合の料金は以下です。

競合であれば制作費100万円以上、運用費も20万円以上とっていたりします。私はかなりこの金額を下げていますので、よかったらご相談ください。

プラン名ページ数制作料金運用料
ミニマムプラン20ページ398,000円20,000円/月
スタンダードプラン30ページ598,000円30,000円/月
プライムプラン45ページ898,000円40,000円/月

契約期間は2年となります。

まとめ

今回はWEB集客の1つとして、自社比較サイトという方法を紹介しました。

自社で広告をうったり、情報を発信してアピールするのには限界があります。だからこそ、第三者が比較することで自社のサービスを紹介してもらえるというのは、大きな意味があるでしょう。

あらゆる広告を使った方やさらに集客を増やしたいという方は、ぜひ自社比較サイトを作りましょう。

私は比較サイト制作の会社で、そのノウハウを学んできました。もし自分の会社で比較サイトを作りたいという方がいましたらぜひご相談ください。検索でも上位表示し、さらに成約率も高いサイトを制作いたします。

もちろん、アフィリエイトに利用する比較サイトなども制作できますので、外注したい方はお気軽にご相談ください。

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