飲食店の集客方法12選!個人経営に特におすすめ

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飲食店というのは特殊な業界で、ネット集客方法はかなり限られているように思われています。そして立地や口コミ、割引など、アナログな集客方法が未だに大きな影響力を持っています。もちろん、「味」という強みが重要であることは言わずもがなですが。

飲食店が利用すべき方法と具体的なテクニックをまとめました。




飲食店の集客方法12選

看板

看板
飲食店の入り口の上に設置するファサード看板やビルの横に設置する袖看板など、看板にはたくさんの種類があります。お店の顔とも言えますが、飲食店が集客する上でとても重要だということはわかっていると思います。

飲食店では、通りかかる人に存在を気づいてもらわないことには来店してもらえません。もちろんネットが普及したことで、ネット検索からの来店数は大きいですが、やはりふらっと入ってもらう顧客を獲得するというのも重要です。

気づいてもらえるように

この「ふらっと入店」を増やすためにも、看板という集客方法はとても大事なのです。看板の役割として、まず存在に気づいてもらわなくてはなりません。そのためには、遠くからでも見えるサイズや文字にしなくてはならないのです。

また、周囲の看板と同じような色味やデザインだと、同化してしまい気づいてもらえません。周りの飲食店と比較して目立つような色味にしましょう。

想像させよう

気づいてもらったら次に大事なのは、その看板を読んでもらうことです。看板というのは見ているようで見ていないものです。ちゃんと読んでもらえないければ、集客方法としては機能していないのです。

よくロゴだけのものがありますが、これはとてももったいないです。というのも、人は文字によって想像をするからです。看板に書いている文言を読むと、ついついその食べ物を想像して食べたくなるのです。

人は脳裏に思い浮かべたものを欲するようにできています。これは、お酒や甘いものを一度想像してしまうと、我慢できないことからもわかると思います。

例えば私の家の近くに、「とり天食べちょる?」と大きく書いた看板があります。大分料理のお店なのですが、「そういえばとり天食べてないなぁ」ととり天の姿を思い浮かべながら店に入ってしまいました。

同じように「世界で2番目においしいメロンパン」という看板のお店も、同じように想像して買ってしまいました。このようなお店は、集客方法としてうまく利用しています。

ひと目で強みがわかるように

看板に気づいてもらい、想像をさせたとしてもまだ入るのをためらっている人がいるかもしれません。看板には、そんな人の背中を最後に押す力もあります。

チラシやホームページという集客方法を利用するときにも、そのなかにセールスポイントは必ず入れると思います。高いお金を出して作るのだから、精いっぱい売れるような仕組みを考えるはずです。それと同じで、セールスポイントを入れましょう。

競合に勝てるセールスポイントを入れることで、看板が営業マンになってくれます。その売り文句があることで、迷ってる人も「そんな強みがあるなら、それを体験してみよう」という気持ちになり、飲食店に来店してくれるのです。

例としては、「どーんと500g」「和牛A5ランク使用」など、強みを看板に入れるイメージです。このように使うことで集客方法として効果を発揮するのです。

黒板

黒板
飲食店の前に置いている、メニューや料金などが書いてある黒板を見たことはないでしょうか?この黒板ですが、メニューを書くという普通の使い方をするのでなく、集客ツールとしての使い方をすることによって、意外にも集客を増やすことができます。

ブログのような使い方

その使い方というのが、「ブログ」のような使い方をするというものです。どういうことかというと、下記のような日記に近い内容を書くのです。以下の例をみてみてください。

”昨日の夜は家族会議が開かれ、毎年恒例のゴールデンウィークの旅行先を話し合いました。父は登山がいいと言ったのですが、母はみんながゆっくりできる温泉はどうだろう、という提案をし、結局箱根温泉に行くことになりました。

私は温泉が好きなので、やっぱり登山よりも温泉に行きたかったので今から楽しみです。

山田加奈子”

これを読むと、「何だこれは」と思うかもしれません。しかし、黒板に売り込み文句ではなくこのような日記調のことが書かれていることで、通りかかる人はついつい読んでしまいます

そして、「山田さんってどの人だろう」と飲食店に入るきっかけが生まれます。また、「温泉ならあそこがいいよ」などと会話のきっかけも生まれることになります。

現にこの黒板をやってみた所、お客さんが入ってくる数は増えるだけでなく、話をお客さんの方からしてくる回数が増えたそうです。

このような黒板の使い方をすることで、新規の顧客を増やすだけでなく、会話のきっかけを作ることができるのです

DM

dm ダイレクトメール
飲食店において最も集客につながるのは、どういったお客様かを考えてみてください。たぶん多くの方はわかると思いますが、それは今お店に来てくれている既存客です。

既存客を集めるというのは、集客方法としてはとても重要です。新規客を集客するには、既存客を獲得するのよりも5~20倍のコストがかかるともいわれます。また、「パレートの法則」と言われるのですが、上位2割の顧客がお店の8割の売り上げを作ります。それだけ既存客というのは大事なのです。

この既存客に訪問してもらうために、お店に来店してもらった際にはアンケートや会員登録、名刺交換のような形で顧客情報を書いてもらいましょう。そして、その連絡先にDMを送ることで再度来店してもらうのです。

人は忘れる生き物ですし、1日経てば74%の人が忘れてしまいます。初めて来店してもらった後には、なるべく早くサンキューレターを送るようにしましょう。そして、定期的にDMを送ることで、リピーターになってもらうのです。DMに書く内容としては、食材のことや季節メニューのことなど、顧客が興味のあることを書くのが重要です。

チラシ

チラシ
チラシを使った集客方法としては、新聞への折り込みチラシやチラシのポスティングがあります。チラシにメニューやクーポンを掲載して、その地域の人にアピールして来店につなげます。

ただし、チラシの成約率は0.1%よりも低くなることもあるようです。ですので、ピザ店や蕎麦屋のような配達型の飲食店や、鰻屋のような高単価なお店にはあっているかもしれませんが、それ以外の飲食店では費用対効果が合わない集客方法の可能性もあります。

チラシ専門の制作会社もあるようですので、ノウハウを持っている会社であればこの集客方法で成果が出る可能性もあります。

グルメアプリ・グルメサイト

グルメアプリ
現在ではグルメアプリやグルメサイトがたくさんあります。その中でも、ぐるなび・食べログ・Retty・ホットペッパーが有名なものでしょう。

飲食店の方は、これらのどのアプリへの掲載がよいのか、と迷われると思います。どれに掲載すべきかは地域やジャンル、ターゲットによって変わってきます。それぞれのサイトによって強いポイントがあるので、チェックしましょう。

今のところ検索で強いのは食べログ、ぐるなび、ホットペッパーでRettyは少し劣る印象です。しかし、Rettyは登録店舗数をかなり延ばしており、現在では食べログに次ぐ、80万件が登録しているようです。実名なので口コミも信頼できますし、アクティブユーザー率も高いのでおすすめです。

食べログは、最も安いプランでも掲載しておくのがよいと思います。ぐるなびは無料プランで掲載できるので、まずは無料プランで掲載しておきましょう。

ホームページ

ホームページによる集客方法
飲食店の場合、ホームページから集客は難しいと考えているかもしれません。というのも、食べログやRetty、ぐるなびなどのサイトが検索結果の上位を独占しているからです。

例えば「渋谷 居酒屋」と検索すれば、1ページ目は上のサイトのような情報をまとめたサイトです。Googleはユーザーの求めるものに対応するので、これは当然の結果です。しかし、だからといってホームページを集客方法として利用できないかというと、そんなことはありません

ホームページを使った集客法

というのも、自分の飲食店の強みをしっかりと打ち出せば、ホームページからの集客も十分可能なのです。ニッチな部分に特化すれば、それを求める人にホームページを見てもらうことができるのです。

例えば、「渋谷 スペイン料理」と検索すると10位に「マドリード」という飲食店が表示されます。「渋谷 居酒屋 日本酒」でも「串天ぷらと日本酒バル かぐら」が表示されます。このように、しっかりと強みを打ち出したホームページを作ってSEO対策を行えば、ホームページを集客方法として利用できるのです。

さらには、食べログなどのサイトからホームページをチェックする人もいるので、必ずスマホ対応しましょう。また、ホームページでしっかりと説明がされているほうが、Goolgeマイビジネスで上位表示をしやすいということもあります。

LINE@

ライン@
LINE@をご存知でしょうか?LINE@とは、ビジネス向けのLINEアカウントのことです。このLINE@は店舗だけでなく、個人も利用できる集客方法になっています。

LINE@はユーザーに登録をしてもらうことで、その登録ユーザーに対してメルマガのようにLINEでメッセージを一斉に送ることができ、来店につなげることができるものです。

クーポンや割引キャンペーンなどのニュースを流すことができますし、新商品のお知らせをするという使い方ができます。また、LINE@では一斉送信だけでなく、PRページの作成、1対1でのトーク、タイムラインに表示などもできます。

使い方の例としては、「蒙古タンメン中本」というお店などが上手ですので、一度登録してみてください。よく昼飯時にLINE@からニュースや卵一個プレゼントなどのクーポンが送られてくるので、ついつい訪問してしまいます。

LINE@は、新規集客獲得になるだけではなく、飲食店を一度訪れてもらった顧客に再度LINE@で接触することで、また訪問してもらうというリピーター獲得にもなります。このようにLINE@は、集客方法として利用できるのでぜひ利用しましょう。

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサー
インフルエンサーとは、SNSなどの特定のコミュニティにおいてファン(フォロワー)を持っていて、大きな影響力を持つ人のことです。代表的なのは、InstagramやYoutube、ブログなどでコミュニティとファンを持っている人です。

そして、このようなインフルエンサーに広告してもらうことを、「インフルエンサーマーケティング」といいます。インフルエンサーマーケティングは、そのインフルエンサーに飲食店に来てもらったり、お店での体験をSNSなどで紹介してもらうという集客方法なのです。

インフルエンサーマーケティングがマッチするのは、インフルエンサーが紹介する理由となる話題性がある店舗や、インフルエンサーが紹介するに足るおしゃれな店舗であることが多いです。もし自分の飲食店がマッチするようでしたら、この方法をやってみる価値はあるでしょう。

インフルエンサーマーケティングの注意点

ただし、インフルエンサーマーケティングをする場合には注意が必要です。

というのも、インフルエンサーが紹介した場合、その情報によって来店するのは、そのインフルエンサーのフォロワーだけです。このような人たちが集まれば確かに利益は増えるでしょう。

しかし、利益が増えるのはそのインフルエンサーが紹介した時期一回だけです。すぐに客足は遠のくでしょう。そこで、利益が増えるのが一回だけで終わらない方法を考えるのが良いです。

それは、インフルエンサーのファンが拡散してくれるような仕組みを作ることです。インフルエンサーが紹介した情報を見て来店するフォロワーだけでなく、そのフォロワーがさらに拡散して、その情報を見て来店する人を増やすのが重要なのです。この方法であれば、集客できるのが一回だけで終わらずに複数回続けることができます。

インフルエンサーマーケティングを行うときには、フォロワーのフォロワーがつい拡散したくなるような仕掛けを行うようにしましょう。

Googleマイビジネス

集客方法マイビジネス
「Googleマイビジネス」をご存知ですか?知らないなら、あなたは大きな損をしています。Googleマイビジネスとは、Googleが提供している無料のサービスであり、Googleマップ上に店舗の情報を掲載できるものです。

このGoogleマイビジネスは集客ツールとして大きな効果を発揮します。というのも、これはGoogleマップに表示されるだけでなく、Goolge検索の検索結果画面にも表示されるからです。

例えば、Googleで「渋谷 居酒屋」などのように検索したとします。その時にGoogleの検索結果の上部に、マップと共に3店舗が表示されるのです。多くの人に見てもらえる可能性のある集客方法なのです。

飲食店とGoogleマイビジネスはマッチ

Googleマイビジネスを最適化して、この上部に表示することをMEO(Map Engine Optimization)といいます。この上部のマップ部分は、検索結果の1位よりも上の部分に表示されるので、とても目立ちます。

特に飲食店を探す時というのは、街にいる時に飲食店を探すシチュエーションが多いです。そしてお腹が減っているので、お店に行くハードルも下がっています。ですので、検索して画面の上の方に出てきたらそのまま来店することになりやすいです。

MEO対策によって集客を確実に増やすことができます。私はMEOを提供している会社にいたこともありますが、このように上部に表示されることで集客が大きく増えていました。だからこそ、集客方法としてとてもおすすめなのです。

Googleマイビジネスの設定というのはとても簡単で、自分でもできるのでぜひやってみてください!

下記にMEO対策を自分で設定する方法を解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

Wifiチラシ

集客方法Wifiチラシ
「タウンWifi」をご存知ですか?タウンWifiとはスマートフォンのアプリで、コンビニやカフェなどのフリーWiFiに自動で接続してくれるアプリです。このアプリ、とても人気で600万ダウンロードされているとのこと。

タウンWifiの公式サイトはこちら

Wifiチラシのメリット

このタウンWifiが行っている、成果報酬型の方法が「Wifiチラシ」です。この広告は、タウンWifiのアプリをダウンロードしているユーザーがWifiスポットの近くを通りかかったら、スマホのプッシュ通知機能を使って広告を表示してくれるというもの。

Wifiスポットからの半径を設定するだけで、通りかかった人に自分の飲食店をアピールができます。クーポンなども配信できるので、潜在ユーザーに対しても広告を見てもらえ、来店を増やすことができます。

しかも料金は成果報酬型の集客方法なので、プッシュ通知を開いた人の数だけの課金です。一人あたりの料金としては、リスティング広告よりも安い金額で広告を配信して集客できるのでおすすめです。

客引き

客引きは有効な集客方法です。私は学生時代に居酒屋で働いていました。開店まもないような早い時間やお客様がいない時には、けっこう客引きをしていました。

飲食店の前の通りで、「こんばんは!社長!どうですか?勉強しますよ!」という感じで声掛けをするのです。

この客引きですが、上手い人と下手な人では集客に雲泥がつきます。私ははじめは緊張して声もかけれない状態だったのですが、練習し色々と試行錯誤した結果、毎回一定の人数を店内に案内ができるようになりました。

このテクニックはまた別の機会に解説しますが、客引きは本気でやればある程度集客効果があります。客が来ないことを嘆く暇があったら、すぐにでも自分の飲食店の表に立つことをおすすめします。

コミュニケーション

最後になりますが、やはり集客方法として重要度が高いと思っているのが、「コミュニケーション」です。

美味しい飲食店はあらゆるところに出来ていて、「食べたことないくらい美味しい!」というものも減ってきました。そこで他店と差別化を図るときに重要なのが「コミュニケーション」です。

お客様とコミュニケーションを取ることで、顧客に対して食だけではなく、楽しさや居心地の良さを提供することができます。味で差別化ができないのなら、サービスで差別化をするのです。そして、コミュニケーションを取って仲良くなることで、顧客は商売で最も大事ともいえるリピーターになってくれます。

飲食店が美味しいのは当たり前、そこからさらに楽しんでもらうためにサービスが重視される時代なのです。これは通称ホリエモンの堀江貴文さんもおっしゃっており、今後求められていくのはママが楽しませてくれるスナックのようなモデルだ、と言っていました。

飲食店では、最強の集客方法である、「顧客とのコミュニケーション」をしっかりと取るようにしましょう。

集客においてはコンセプトが大事

集客するためには、上で挙げた広告などの宣伝ツールというのも大事ですが、何よりも重要なのは飲食店で出す料理や飲みもの、サービスです。そしてこれら全ては、「コンセプト」によって決まります。

コンセプトとは、飲食店の「テーマ」や「骨子」のことです。お店全体のコンセプトがないと集客は失敗します。

飲食店には店名や内装、メニュー、価格、営業時間、サービスのスタイルなどなど、コンセプトが必要です。これらを決めるには、立地やターゲットを決めなくてはなりません。そのターゲットに向けてコンセプトを決定するのです。

ターゲットとコンセプトが合致すると、はじめて集客を成功させることができるのです。集客方法を考える際には、まず飲食店のコンセプトを決定しましょう。

そして、このコンセプトを決めるときに便利な手法が「Basics戦略」です。以下の記事で紹介していますので、ぜひ利用してみてください。

まとめ

飲食店の集客方法をアナログ、デジタルの両方でまとめてみました。私がマーケテイングを学ぶなかで得た、細かなテクニックなども紹介しましたので、ぜひ参考にしてください。

飲食店の集客にはたくさんの方法があります。ですので、どれから手を付けたらいいかわからないよ、と思っているかもしれません。そんな方におすすめしたいのが、まずは簡単に自分でできる集客ツールを、とりあえず自分で始めてみるということです。Googleマイビジネスや黒板、LINE@などはほとんど費用がかかりませんのでおすすめです。

そして、お金のかかる方法についてはその広告手法を厳選しましょう。というのは、自分に最も合った広告方法を選択しなくては、費用がかかりすぎてしまうからです。コンセプトをしっかりと見直すことで、自分が行うべき集客方法がわかってくると思います。

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