プロが使うSEO対策のチェック方法を紹介します

SEOチェック 方法 SEO




SEO対策のチェックは難しい

インターネット上には、SEOのチェックにおいては「タイトルが重要」「コンテンツをチェックすべき」など、様々なSEO対策の噂が溢れています。

ですが、SEO対策では多くの要素が影響するので、噂で言われているように特定の項目をチェックして直したからといって順位が改善されるとは限りません。

Googleが検索結果の順位付けをするときに使っているアルゴリズムは数百とも言われており、一部分を直したからと言って順位が上がるわけではないのです。

ですので、SEO対策のチェックにおいては検索順位向上に影響が大きいものから、優先順位をつけてチェックをするのがよいです。

ここでは、私が仕事でWEBサイトのSEOチェックを行うときに使っている、優先順位の高いものをチェックする簡単な方法を余すところなく紹介しようと思います。SEO初心者の方にも簡単にできるチェック方法ですので、ぜひ使ってみてくださいね。

SEO対策チェックの方法

SEO対策の仕事で私が行っているチェックの方法を紹介します。SEO対策のチェックを行うときには、まず以下の優先度の高い要素のチェックを行いましょう。

キーワード比率

キーワード比率チェック

Googleは検索順位のランキングを決めるときに、何を持ってその順位を決めているのでしょうか?

そのサイトの信頼度や被リンクなど、サイト全体に対しても評価をしていますが、多くはそのページの内容を基にして順位を決めています。

そしてそのページの内容というのは、ページ内に書かれているテキストの内容を基に判断しています。Googleは、そのページに何が書いているのかを理解して順位付けをしているのです。

そして現状では、画像内にかかれているテキストは読み取っていません。つまり、ページ内のテキストが重要になるのです。

ページ内のテキストのなかのキーワードが、Googleが最適と考えるキーワード比率となっていると上位に表示されます。

その比率というのは、Googleがビッグデータを基に算出したものになりますが、上位表示しているサイトなどを参考にできます。また、共起語の比率というのも重要になります。

メタタイトル、メタディスクリプションの重複

タイトル

メタタイトルというのは、書籍でいうところの本のタイトルです。本屋さんで本のタイトルがすべて同じでは、どれを買えばいいかわかりませんよね。このように同じタイトルのページは、ユーザーやGoogleのロボットがページの内容を判断できないので評価を下げられてしまいます。

また、タイトルに文字が詰め込み過ぎていたり、逆に少なすぎる場合もページの内容を理解できないのでよくありません。

メタディスクリプションにも注意が必要です。これはページの内容を説明する文章なのですが、ちゃんとページの内容を理解できるように作りましょう。

よくディスクリプションの文章の一部分だけを変えているサイトを見ますが、パンダアップデートによる影響もあり、こういったサイトは評価を下げられることがあります。

実際に私のお客様のクリニックは、アップデートのときに検索結果の圏外になってしまったのですが、ディスクリプションを修正することで元の順位に戻りました。

メタ情報をチェックするのもSEO対策において重要です。

canonicalタグ

canonicalタグとは、URLの正規化をするためのタグです。正規化とは、同じ内容のページが複数あった場合に、どちらがメインのページかをGoogleに知らせ、1つのページに統一する方法です。

例えば「http://wwww.sample.com」と「http://sample.com」は、内容は同じですが別のサイトと認識されます。そういったときに、wwwあり・なしのどちらかを正規のURLであるとGoogleに知らせなくてはならないのです。

GoogleはSEO対策において重複コンテンツの評価を大きく下げますので、同じ内容のサイトがある場合にはしっかりとcanonicalタグの設定を行いましょう。どのページが重複になるかわからないという時には、すべてのページにcanonicalをつけるという方法でもよいでしょう。

被リンク

被リンクの画像

ペンギンアップデートによってリンクの重要度が下がったとはいえ、Googleは未だに、どのようなサイトからリンクをもらっており、どのようなページから参照されているかも順位付けのひとつの要素としています。

また、過去にSEO対策業者などを利用したことがある場合、リンク自動生成のサイトやテキスト詰め込みなどのブラックなサイトからリンクがつけられていることがあります。その場合には、評価を大きく下げられることになりますので、SEO対策を行うときにはしっかりとチェックしましょう。

もしチェックした時にそのようなリンクがついているとわかった場合には、掲載元に連絡してリンクを外してもらう、リンクの否認ツールを使うなどの対処方法をとりましょう。

hタグ

hタグとは、本でいうところの見出しです。そのページの各段落ごとに見出しがついているからこそ、そのページの内容がひと目でわかります。

h1タグがなかったり、h2タグがないのにh3タグがあったりと、hタグのルールに沿っていないサイトがありますが、これはGoogleから評価を下げられる原因になります。

h1タグは、そのページが何のことについて書かれているのかを表しているので、hタグのなかでは最も重要ですし、その他の見出しもページ内のテキストのなかでは重要です。

SEO対策のチェックをするときには、見出しがきちんとルールに沿っているか、ページ内の内容を表した見出しになっているかをチェックしましょう。

見出しの書き方は、以下のページでも解説していますので参考にしてください。

404エラー

404エラーとは、アクセスしたページがない状態のことです。この404エラーは、SEO対策に影響を与えないとGoogle社員のJohn Mueller(ジョン・ミューラー)氏は言っています。

しかし、ユーザーがサイトを訪問したときにお目当てのページがないというのは不便です。これにより直帰率が高まることが考えられ、回遊されていないサイトと認識され評価が上がらない可能性もあります

移転先ページを作成してそのページにリダイレクト処理を行うか、サイトマップから削除し、URL削除ツールでGoogleにURL削除を申請しましょう。

競合サイト

Googleは検索結果において、きちんとGoogleのガイドラインに沿っており、ユーザーの検索に対して解決策を提示できているサイトを上位に表示します。

つまり、あなたが狙っているキーワードで上位に表示されているサイトというのは、Googleが高評価しているサイトなのです。

そこには、ユーザーの求めている回答があるはずですので、これら競合のSEO対策をチェックし、その傾向を研究して自分のサイトに活かすことで、上位に表示できる可能性が高くなります。

SEO対策チェックに便利なツール3選

SEO対策チェックツール 方法

ここまで見てきたようなSEO要素をチェックするときには、ネットで紹介されているようなツールでは調べられないことがあります。

そのような場合には、下記にあげるツールでチェックを行えば一発でSEO対策の重要な要素のチェックができるので、ぜひ使ってみてください。

ここでは、どのようにそれぞれのツールを使うのかを解説します。

SEO対策チェックツール1.Screaming Frog SEO Spider Tool

Screaming Frog SEO Spider
The industry leading website crawler for Windows, MacOS and Ubuntu, trusted by thousands of SEOs and agencies worldwide for technical SEO audits.

このツールは、サイトの内部をくまなく見て回って、重要なタグの内容を抽出してくれます

URL、ステータスコードやMetaTitleタグ・MetaDescriptionタグ・MetaKeywordタグの内容と文字数、H1・H2タグの内容と文字数、Meta Robotsタグ、rel next・rel prevなどの、SEO対策で重要な要素を一括で調べられます。

このツールを使って、まずはHTMLやメタ情報など、サイト全体の構造の改善を行いましょう。

無料版では、500件のURLまでしか抽出することができませんが、ページ数が制限内であれば無料版ですべての機能が利用できます。小規模なサイトのSEO対策チェックを行うのであれば、無料版で問題ないと思います。

有料版は年間149スターリング・ポンド(約20,000円)です。業務で利用するのであれば、一年間利用できると考えると全然ペイする金額だと思います。

『Screaming Frog SEO Spider Tool』のダウンロード方法や細かな使い方は以下の記事で説明していますので、参考にしてください。

『Screaming Frog SEO Spider Tool』の使い方大全
『Screaming Frog SEO Spider Tool(スクリーミング・フロッグ・SEO・スパイダー)』をご存知ですか?SEOに携わる人であれば知っている方が多いと思いますが、一般的にはあまり知られていないツールかもしれません。 ...

SEO対策チェックツール2.ahrefs

SEOの被リンク分析・競合調査ツール | Ahrefs(エイチレフス)
60万人のデジタルマーケターが導入しているSEO分析ツール日本オフィシャルサイトです。SEOの被リンク分析(バックリンク)や競合サイト調査、ソーシャルシグナルの調査などが簡単にできます。

SEO Spiderでチェックしたサイトの構造的な修正の次には、サイトの各ページをチェックしていきます。そこで便利なのが「ahrefs」というツールです。

「ahrefs」とは、インデックスデータから対象サイトの被リンクや流入を生んでいるオーガニックキーワードやその順位、PPC広告のキーワード、検索からの流入が多いページ一覧、発リンクなどをワンクリックで取得することができます。

自分のサイトのSEO対策をチェックするには、どのページがどのような検索ワードで流入を生んでいるかを知り、そのページの順位を上げていかなくてはなりません。また、どのようなサイトからリンクを受けているかもチェックしなくてはなりません。

これらのチェック方法として、ahrefsはとても便利です。URLを入れるだけで重要な要素を取得できます。

私はこのツールでは、自社サイトの各ページがどのような検索キーワードで順位がついているかをチェックするのと、どのようなリンクがあるかを知るのに使います。

SEO対策チェックツール3.共起語検索

共起語検索ツール
SEO対策で必要と言われている共起語について、現在の検索結果をベースに出現頻度から、共起語として認識されていると思われる単語を出力するツールです。

ahrefsを使って、検索からの流入を生んでいるキーワードがわかったら、次にそのキーワードでの順位を上げていきます。各ページの順位を上げることで、サイト全体の流入を増やすことができるのです。

その方法としてまず行うのが、共起語の最適化です。共起語とは、ひとつの単語を使うときに、共に使われる傾向にある単語のことです。

ある物事を解説するには、多数の共起語が自然と使われます。Googleはビッグデータを利用して、この共起語の割合などもページの内容を判断するときに使っていると言われています。

この共起語を調べられるのが、無料ツールの「共起語検索」です。共起語検索を使えば、検索結果の上位30サイトで使われている共起語を抽出してくれます。

この共起語の割合をGoogleが考える最適な割合に近づけていくのが重要です。

この共起語を調べるツールには、「パスカル」や「Findword」、「ミエルカ」など、有料無料を問わず色んなものがあります。

SEO対策チェックツール4.ファンキーレイティング

ファンキーレイティング[FunkeyRating] | 出現率チェックができる無料SEO対策ツール - FunMaker[ファンメイカー]
ファンキーレイティング[FunkeyRating]とは、指定したWebページや入力した文章におけるキーワードの出現率チェックや、指定したキーワードの出現率調整ができるSEO対策のための無料ツールです。

ある検索に対してよく使われている共起語がわかったら、自分のページにも共起語を追加しなくてはなりません。

ですが、どれくらいの割合追加すればいいかはわかりませんよね。その割合を調べることができるのが、無料ツールの「ファンキーレイティング」というツール。

このツールは、「キーワード出現頻度チェックツール」と呼ばれるもので、URLを入力したページや、入力した文章のなかの単語の割合を調べてくれます。対象ページ内の共起語の割合を調べることができるのです。

この割合を上位サイトや多くのサイトで使われているような共起語の割合に近づけることで、Googleがビッグデータから導き出した最適な割合に近づけることができ、ページがGoogleに評価されるよう改善することができます

以下の記事で、ファンキーレイティングの使い方とキーワード出現頻度の最適化の方法を解説していますので、参考にしてみてください。

ファンキーレイティングの使い方。キーワード出現頻度で記事チェック!
ブログ記事やWEBサイトのキーワード比率をチェックするのは、検索結果で上位表示するためには必須の作業です。 そしてキーワードの出現頻度調整をするのに便利なのが、『ファンキーレイティング(FunkeyRating)』です。このツールは無...

まとめ

ここまで、SEO対策をチェックして修正する方法と、チェックするためのツールを紹介してきました。基本的に私が業務で行っているのもこの方法ですし、この方法で実際に多くのページで上位化を達成しています。

SEO対策というのは、こうすれば確実に成果が出るというものではなく、1ページずつ、1タグずつ行っていって成果が出るものです。

手間はかかりますが、ここで紹介したツールと方法を使ってコツコツと改善していけばいずれ成果が上げられると思います。ぜひ試してくださいね!

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